【安倍首相】「 アビガンを望めば、すべての患者に使用できる様にする! 」は可能なのか?!
アビガンが投与される最低条件はPCR検査を受けられて医療機関に入院できた患者であること。
政府や医療従事者は、『発熱しても4日間の自宅待機』と、日本独自のガイドラインを設定している。
発熱や咳があっても4日間の自宅療養後、検査を手配してもらい結果を待ち、病室の手配に待たされ、入院となるまでに約一週間はかかる。
感染による発熱や咳の症状がある場合、すでに肺胞組織の約50%が繊維化している。
そこから一週間も待機させられたら入院できても既に手遅れの状態まで病状が進行してしまう。
今後、武漢の様に治療すらされず死亡する感染者が増える。
安倍首相が『 希望する、すべての患者に 』と【患者】という表現を用いたのを見逃してはいけない。
また国内の在庫が不足していたら、いくら希望してもアビガンの投与はかなわない。
現在アビガンの在庫は、
約一億人の国内人口に対して70万人分(0.7% )しかない。
支給される際は不公平がない様に各都道府県の感染者数、または病院規模と患者数により分配されるのが望ましい。
現時点でアビガンの分配方法などのガイドラインはあるのか。その上で『 希望すれば、すべての患者に使える様にする 』の発表なのか?!
見切り発車で医療現場に混乱を招いていないか。医療現場からの生の声が届くまでは静観が必要だ。
ちなみに政府のアビガン錠の扱いは、
かなり特別待遇だ。
アビガン錠は、政府が2014から国税で( インフルエンザの特効薬として200万人分 )備蓄してきた。
政府が税金でわざわざ備蓄して、一般に出回らないよう厳重管理されるほど良薬だ。
万薬だ。最終秘密兵器だ。
副作用が危険というが、他の薬より副作用が危険なら国税で備蓄される訳がない。
一般に出回る錠薬より
はるかに副作用の少ない特効薬だ。
他のインフルエンザ薬を服用しても効果がない場合の最後の薬がアビガン錠だ。しかし、毎年インフルエンザで多くの死者が出ている。
アビガンでは完治しないのか?!
アビガンが国で備蓄されていたのに何故か?
死亡理由は、一般国民のための備蓄ではないからではないか。仮に主治医が他の薬では治療出来ないと申請しても国が承認してくれなければ患者への投与はできない。
奇跡か死を待つしかない。
一般にはタミフルなど(異常行動の副作用あり)が処方されてきたこと。
アビガン錠の存在すら知らされずインフルエンザで毎年多くの人が死亡している。
要は、重篤であろうとアビガンの処方許可は出されてこなかった。
もし一般市民でインフルエンザの治療薬としてアビガン錠を服用したことがあるならば、、、
アビガン開発者本人か。
製造する研究員。
特殊なコネやツテを持っていた可能性がある。
おそらくアビガン錠は、皇族や政府重鎮や要人、その方々の身内、親交の深い著名人などにしか処方が許可されてこなかった。
一方、アビガン開発者が、2月中旬〜3月にかけてメディア出演して発言した内容をまとめると
『インフルエンザでは、1日2回、5日間の服用なので、新型コロナウィルスだと服用期間は10日間は必要になる』
『服用に最適な時期は体内のコロナウイルスが増加する前の軽症なうちに投与した方が良い。』
『アビガンはすべてのRNAウィルス(すべてのコロナ風邪)に効きます。』
『 ただし、妊婦には使用できません 』
との事なので、アビガンは早期治療に処方されるべきだ。( なぜ今まで出し渋ってきたかは、また別の機会に。 )
重症な時に投与されるより
効果的に回復する。
いくらアビガンでも、1日2日で
劇的に重症な患者を回復させる事はできない。
現在アビガンの在庫は、
一億人の人口に対して
70万人分(0.7% )しかない。
希望したら投与する約束されても
現時点で数に限りがあれば
アビガンは処方してもらえない。
まず、現在いる重症者を優先に投与される。
そして、未来の重症者を優先に確保される。
アビガンは増産しているが、
月10万〜30万人分しか製造できない。
またアメリカや近隣諸国からのアビガン提供の依頼も無視はできない。
『 日本のアビガン錠で、世界を救えます(オリンピック開催したいから)協力しよう 』と言いだし、自国の感染者より諸外国への提供を優先させる可能性もある。
4月中旬、トランプ大統領が自国メディアで『 新型コロナウイルスは近々終息するだろう。国民によい報告が出来る。 』と意味深な発言をした。
アメリカ政府と日本政府で、アビガン錠のなんらかの確約を取り交わせた様な発言。
もしくは、アビガン錠の原材料や製造を入手して自国で製造のメドがたったか。
日本国内の軽症者への投与は
早くても5月、、、いや6月以降。
市販薬ではない為、個人では入手できない。
自分に薬がまわってくるのを待つしかない。
とにかく『 軽症の患者にもアビガンが投与された 』と、耳にするまで安心は禁物だ。
無症状感染者とは違い、軽症者でも咳が酷く息が苦しくて辛い数週間を過ごす。
感染者のピークが過ぎ、医療機関が適切な対応を熟知してからでないと安全とは言えない。
軽症者=死亡するリスクが低い患者。
しかしアビガンの在庫がなければ、後回しにされる重症化予備軍ともいえる。
以上。
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