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ジャワでもない。もっと強い香りを!ベトナム・ロブスタ。

インドネシア・ロブスタに引き続き、私たちのもう1種類のロブスタは「ベトナム産」。その名も、ベトナム・ロブスタ。

なぜ、ロブスタを2種類も取り扱うのか?それは、先人たちの「想像や創造( 味のイメージ)」の部分に強く引っ張られていて、「インドネシア・ロブスタは、まだまだクセが弱い。」みたいなところに起因する。事実、ヒアリングしたところ、「クラシック(昭和)ブレンドの味を維持するためには、インドネシアでは補えない。ベトナム・ロブスタの「臭み」が必要だ」とのこと。ここでいう、「臭み」は、ぜひ肯定的にとらえるとして…。

実際、インドネシア・ロブスタは、比較的すっきりとした味わいの中に、強い独特の香りがしてくる。一方で、ベトナム・ロブスタは、すっきり感があまり感じられず、飲んだ瞬間から「クセが強い」と思えるほど。

ちょっと面白いなと思うところは、「クセが強い」ものには「コアな支持層がいる」みたいなところがあって、インドネシア・ロブスタにも、このベトナム・ロブスタにも、やはり「コアなファン」は多くいるのだ。

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仕様
商品名:ベトナム・ロブスタ
原産国:ベトナム
焙煎度:深煎り (フレンチロースト)
精 製:非水洗式 (ナチュラル)
※非水洗式(ナチュラル):果実のまま乾かし、バリっと種を取り出す。

特徴
煎った麦の香り「麦茶」や「大豆」を連想させる独特の香りがとりわけ強い。また酸味は少なく、苦味が強い。

私たちは、主にクラシック系ブレンド(代々続く、昭和喫茶風味)に使用していて、ベトナム・ロブスタの「強烈な香り」が不可欠だ。もちろん、単品販売もしている。ジャワでは再現できない、「もっと強い香りを」。ロブスタ2種の飲み比べも、面白いと思う。

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