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勝つために理解すべき2つの「特性」

スポーツには、様々な戦略や戦術があります。
テニスでも戦術論が展開されることがありますが、それが理想論になりがちなケースも散見されます。

その理由としては「最大パフォーマンスの要求」がメインとなるから。

現実的に実施することが難しいため不可能…
という場合が多い印象です。
テレビゲームなら可能かな?と感じるのでeスポーツなどでは、向いている戦術なのかもしれません。


テニスにおける戦術とは…
「ゲームの特性」と「プレーの現実味」の掛け合わせが必要となります。

ここでは、テニスにおいての「ゲームの特性」についてご紹介させていただきます。

テニスの試合で勝つために!
もしくは、負けないために!

これは知っておこうという「特性」があります!

まだ試合出ていない方も、現在バリバリ大会出場されている方も、絶対に知っておくべき「特性」です!全国大会レベルの選手でも、この「特性」をきちんと理解していない選手はたくさんいらっしゃいました。

レベルに関係なく、試合に勝つために必要な考え方になると思います。
ぜひ、理解して効率よく成果を出していって下さい!


この内容は、再現性があります。

これを理解して実行できれば、それぞれのカテゴリーで上位に入ることも可能。また、フィジカルやプレーの要素が含まれない内容で書いているので、どのカテゴリーでも実践可能です。

さらに、コーチにとっても「試合で勝つ」ための性質が理解できて、レッスンで表現することが可能となります。


後半では、「ゲームで勝つためのルール」を設定します。
また、そのルールを守るための思考や簡単なメニューも紹介します。


「言われたことあるなぁ」「言ったことあるなぁ」
そんな内容がたくさんあるかと思いますが…

・なぜそれが必要なのか?
・どうすれば、それが実践できるのか?

という部分に特化して書かせていただいております。




「あたりまえ」として受け入れず、「あたりまえ」を理解する。

このような記事となります。

指導者の皆様も…
これを理解して言葉として発しているか、もう一度ご確認いただければ幸いです。

読んでいただければ…
プレーヤーの「意識」や「取り組み方」に変化が生まれます。



この記事内容を実行できれば…

あなたにとっての「過去最高実績」を達成できます!
限られた練習時間を、より効果的にできます!
最短で成果を出す思考が、少し整理できます!


たくさんのテニスコーチやトッププレーヤーからいただいた「生の声」を、より凝縮し、物量を最低限まで少なくしました。
そこには、技術面だけではなく、リアルな心理面や心の声も含まれています。

いただいた情報量は、膨大なものとなります。
※ご協力いただいた皆様、本当にありがとうござます。


それが、この価格で知れるなら…

と思われた方は、ぜひ続きもお読みください!


テニスを理解し、結果を出す!
そんなプレーヤーになるために、ご活用ください!





テニスのゲームとは?

テニスのゲームは、デュースがなければ…
原則「1ゲームは4ポイント先取」です。その「4ポイント」を、継続的に獲得できれば勝てる!これがテニスのゲームです!

それは「試合で勝つ」ためのルールでもあります。


では、何に気をつければ良いか?
今回は、簡単に意識できる2つの「特性」を紹介します!

当たり前すぎる2つのことですが…
なぜそれが必要なのか?と理解していただけるように書かせていただきます!





①先取点をとる(とらせない)

a:先取点を取られた場合

追う立場として思い切ったプレーをすることが難しくなります。当然連続失点はリスクになることは、みなさん理解していると思います。

そのため、チャレンジしづらくなりますね。



b:先取点をとった場合

心理的に少しだけ楽な状態でプレーができます。良くはないと思いますが、どこかで「次を落としても、まだイーブン」という余白が生まれます。

そのため、チャレンジしやすい状況になるわけです。


ここで大切なのは…
テニスは対戦スポーツですから、ひとりが(a) なら、もう片方は(b)になります。

ここを、案外見落としがち。

どうしても自分のコンディションや動作が気になってしまい、試合の状況を俯瞰してみることができなくなってしまいます。

1ポイント終了時に(a)と(b)が生まれたということは…
ポイントという実態では「1ポイント差」ですが、気持ち的な部分では「2ポイント差」発生している可能性があります。


極端にお伝えすると…

・思いっきりいける1ポイント取ったプレーヤー
・ビビらないといけない1ポイント失ったプレーヤー

が、1ポイント終了時に同時発生することもあり得るということです。
何となく、前者が次のポイントも取るような感じがしませんか?


これが毎ゲーム起きていることを考えると、1ポイント目の取得率が低いプレーヤーは、苦しい状況に滞在する時間が長くなるので、当然しんどくなってくると思います。それは体力面、精神面など様々な要素に起因するのではないでしょうか?


点数という実態もそうですが、心理的にも「差」が生まれている。
それが「1ポイント分より大きい差」になる可能性がある。

こういうことから考えると、1ポイント目の重要性って感じていただけるではないでしょうか?

だから先取点が大切!!





②2ポイント連続でとる(落とさない)

1ゲーム4ポイントで1ゲームが運用されるのがテニス。
ずっとイーブンで進むことが前提になりますが、どこかで先に連続ポイント取得した方が、ゲームを取得できる構成になってます。

お互い連続ポイントが生まれなければ、永遠にデュースです…


なので、勝つためのルールとして
「各ゲームごとに、連続でポイントを取得する」と設定できます。

これを理解しておく必要があります。


また、ゲームの構成上…

2連続で落とすと、そのゲーム内で圧倒的に不利な状況に陥ります。



さらに、①で書かせていただいた内容と重ね合わせて考えると、「実態が2ポイント分」は、1ゲームの中でも圧倒的な差となります。
2ポイント差をつけられて思いっきりいけないプレーヤーが、3ポイント連続で取らないといけない。

こんな状況にしたくありませんよね?





圧倒的に有利な状況

このように…
①②の2つだけを守ることができれば、圧倒的に有利な状況が作れます。
勝っているときは、①②が自然とできていたのではないでしょうか!!


①も②も、指導者に良く言われていると思います。
ただ、何となくそれを当たり前と捉えてる程度で、終わらせていませんでしでしたか?


①②ともに、内容を理解して必要性を感じていると、練習や成長に対しての効果が変わってくるはずです。

では、どうすれば①②が実行できるか?

普段の練習で意識することを、少しだけ紹介します!





「特性を活かした」練習をすべき

あとは、普段から①②を実行するためのトレーニングをすることです!

①を実行したいなら

・「1ポイント先取」の試合をたくさんする。
・「1球ミスったら交代」でラリーする。
・「ボール1個だけ」で練習する。

数字の「1」にこだわったメニューを繰り返すことで、自然と身についてくる感覚だと思います。


ポケットからボールを出して「もう1球!」
これ、やめましょう!!

「もう1球」打ちたくなるんですよね〜(泣)

分かります、その気持ち!!

ただし…
①を実現するために、その1球という甘えや余白を与えてしまうと、トレーニング効果が低下します。

もし可能であれば…
一緒に練習している仲間と目的を共有すること!!
そして、少しの「我慢」をすることをおススメします。

慣れてしまえば、そこまでストレスではなくなります。

自分の「もの」にするためには、目的を理解して100%コミットすべきです。「①を実行できるようにしたい」という自身の気持ちを尊重しましょう!



②を実行したいなら

・ミスした次のラリーは、絶対に自分からミスしない
・常に0−15から試合する
・2ポイント連取したらクリア

2回連続とか、2ポイント連続とかを意識できれば良いと思います。
要は、数字の「2」にこだわった練習をすれば大丈夫です!


なおかつ、それを…

・できるだけ「短時間」で達成する。
・できるだけ少ない「機会」で達成する。

ダラダラして、続けていたら自然発生的に達成では意味がありません。
「1発で実行する」くらいの覚悟を持って、自分にチャンスを与えすぎないことで養われる感覚だと思います。





ゲームで勝つためのルール

これまでの書いたような思考を持つことができれば、ゲームの特性を前提にした練習メニューが浮かび上がってきます。

「特性」を理解することは、準備すべきコトを把握することにつながります。そのコトは「成果を出す」ためには、必須事項となります。


書いてきた内容は「テニスのルール」ではありません。

ただ…
先程も書かせていただきましたが、見方によっては「テニスのゲームで勝つためのルール」に、近い存在のなのかもしれません。


「テニスのゲームで勝つためのルール」を実行するために、やるべきことを順序立てると…

・まずは「勝つためのルール」を理解する
・次に「勝つためのルール」を守れるように練習する
・そして、それを繰り返し自分に浸透させる
・ある程度浸透したものを土台とする
・土台を担保した状態で、更なる技術を取得する
・更なる技術を活用して、実行するための「手段」を増やす


浸透度合いは「ある程度」で良いと思います。

その段階までいっていれば…という判断を間違わずにできれば、新しい技術もスムーズに受け入れることができるはずです。それは「武器」となり「手段」となるでしょう。

逆に、そこまで浸透してない状態のまま、新しい技術を会得しようとすると、バラツキが発生します。「安定性」「使用価値」などが満たされていないと、自分の「もの」として認定されません。

判断は、コーチ・ペア・仲間など、みなさんのことを良く理解していて、なおかつ客観的に捉えてくれる方に、お願いすることをお勧めします。



土台を担保した状態で、更なる技術を取得する。

土台とは「勝つためのルール」を理解し、ある程度それを実践できる状態となります。

技術取得の同時並行はオススメしません。

その状態で新しい技術が身に付くこと自体難しいと思います。また、仮に身に付いたとしても実戦で使うことは限りなく少ないことが予想されます。

武器として認定されていないので「使用価値」が低いものを、たくさん持っている状態になります。それは、試合の中での選択ミスにもつながります。




さいごに

もちろん、これ以外にも「特性」はございます!
また、ここに書いてない「メニュー」もたくさんございます。

ぜひコーチと相談して、みなさんにとって最適のメニューづくりをしていただければなって思います!!

さらに詳しい内容など、気になる方はDMなどご連絡ください!

また、オンラインテニスアカデミーもございます!
https://lin.ee/duRlirW

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