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ワクチン接種レポ 【ファイザー ・ 1回目】

はじめに

 日本で初めて新型コロナウイルス (SARS-CoV-2) のワクチン接種が行われたのは今年の2月17日。それから半年あまり。8月に入り、弊学でも職域接種 (モデルナ筋注) が行われた。

 実は大学での接種が開始される前に2回とも接種が終わっていたのだが、
友人がnoteにレポを書いていたので、私もレポを残してみようと思う。

↓触発された投稿はこちら↓

ひと足先に接種

 私は6月27日に1回目、7月18日に2回目のワクチン (ファイザー製、製品名:コミナティ筋注) を接種している。

 基礎疾患のない21才の男子大学生がどうしてこの時期に接種できたのか。
それは、バイト先の職域接種 である。

 掛け持ちのバイト先として入りたいと考えていた飲食店が市の組合に加盟しており、そこの枠で打つことになった。ちなみに、実際に働き出したのは8月に入ってから。6月当時は面接すらしていない (知り合いの紹介とはいえ) 状態だったが接種できるのは嬉しいことだった。

 6月16日に日程希望を出し、接種日程確定の連絡が来たのは前々日の6月25日、金曜日。結構ギリギリに連絡来るんだな、という印象を持った。

1回目接種

 接種は12時半からになっていた。会場は市の大規模接種会場。市役所と駅から無料の送迎バスが出ていたが、どちらも居所からそこそこ距離がある (4km強) ため、直接自転車で向かった (8kmを近いと思っている節がある)。

 会場に到着後、検温と消毒を済ませてから本人確認があった。組合による職域接種なので、会社名と氏名を伝え、免許証提示でパス。その後問診表を記入。
 実は接種3日前くらいから食あたりでひどく腹が下っていたが、「健康状態に問題はない」という項目に「はい」とチェックを入れた (真似しないように) 。

 いよいよ接種場所に通されて左腕にプスッ。筋注は痛いと聞いていたが、全く痛みを感じなかった。おそらくここ5年間で受けた注射の中で一番痛くない。これは担当の方が上手かったのか、極めて少量のために時間が短かったのか。2回目までのお楽しみである。

 接種時刻は12時43分。15分の待機時間が指示されており、時間が来た人から挙手して知らせるシステムだった。私は何を思ったか13分で挙手し、間違いに気づいてとても恥ずかしかった。

当日 (接種後)

 経過観察含めて集合から30分足らずで終了。迷走神経反射なども起きなかったので、ラーメンを食べて帰路へ。接種後の激しい運動を避けるように言われていたので、控えめのペースで帰宅。胃薬と日用品を買いにドラッグストアに行った頃から徐々に接種部位が痛くなってきた。このとき接種から2時間半ほど。
 上がるには上がるが、上げたくないという表現がぴったりだ。

 徐々に痛くなり熱をもつ腕を横目に、テレビで宝塚記念を観ていたようだ。接種の緊張からの解放、食あたりのストレスなどがあったせいか、馬券的中で涙したようだ。

 その後、副反応よりは食あたりの最後の波を迎えていた。正露丸とビオフェルミンを内服したおかげで、18時頃を境に下さなくなった。

 夜はスタバで作業したあと、すき家で牛丼を食した。なぜか食欲が普段よりあった記憶がある。

2日目

 幸運にも食あたりはすっかり収まったが、朝方は左腕が激痛だった。

 私の居室のベッドは右側が壁に接している。そのため、起きやすさなどから左腕を下にして寝ることが多いのだが、これができなくて辛かった。寝返りを打とうとするたび、痛みで目が覚めてしまう。

 そして接種スケジュールのほうが後に入ったのが原因だが、この日の夕方は歯医者で検診だった。なんとか腕の痛みに耐えつつ終了。物の出し入れとかで微妙に困ると感じた。

 この日の気になるものとして、喘息の発作前のような症状があった。私は4才から12才まで小児喘息を患っていたため、慣れた感覚ではあるのだが、咳が出てしまいそうで頑張ってこらえていた。

 夜からじんましんができ始めた。最初は臀部だけだったが、次第に足や腕にも広がってきたため、作業をやめて帰宅。

3日目

 じんましん、最初は食べたものに起因するのかなあ…などと楽観的に考えていたが、触った皮膚全てに出現しだしたので少し慌てた。

 痒みで眠れなかったため、朝になってようやく就寝。寝れば治るだろうと考えていた。が。

 な ぜ 。

 いやほんとなんでだよ…と思いながら初めての皮膚科受診。各所に出ていたじんましん、足以外からは消えていた。しかし足は逆に増えたような…。

 皮膚科の先生曰く、「ワクチン接種との関係は不明。アレルギーにしては (発症までが) 遅い気がする。」とのこと。強めの抗アレルギー薬 (フェキソフェナジン) と塗り薬を処方された。

4日目以降

 薬を朝晩内服したところ、じんましんは4日目の午後で消えた。その後目立った症状はなかったが、7日目に腋窩部のリンパ節が痛んだ。車を運転するのに少し気になる程度だったが、これは1日くらいでなくなった。

1回目のまとめ ・ 考察

 接種部位の痛み以外に、
・喘息の発作前のような苦しさ
・大量のじんましん
・腋窩部の疼痛
があった。
 じんましんは、体調があまり思わしくないときにワクチンを接種したからでないか、と個人的には考えている。そして、これをアレルギーであるとするならば、喘息の発作前のような症状も一連のアレルギー反応なのでは…??と思い至っている。この考察が2回目に生きてくるのか。

 近いうちに2回接種後のレポも書く予定。

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