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仕事の心構え

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会社の方針や、見聞きしていいなと思った考え方を思い立つままに綴っています。 このマガジンの内容はKindle本でも好評発売中です。
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2023年4月の記事一覧

快・不快の感覚と品位の関係性

インターネットが普及して、沢山のコミュニティーが出来て、かつては一方向の検索ばかりだったところから、今後は反対に自らの方から発信していく様々なSNSのプラットフォームが増え続けています。 私は専ら文字中心のSNSばかりを活用しているのですが、おそらくはアクセス量を増やすことでフォロワー数を増やすのに一番効果的なのは、やはり視覚に訴えることに強い動画サイトなのだと思います。 こういった発信できる場所が増えてきている速度に対して、「どのような情報までを配信していっていいのか」

屋根と部門を一緒に良くする

人間は、任された範囲については責任を持って対応しようとしますが、範囲外のところについては必要性を感じない限りなかなか手を出さないものです。 例えば、私たちの介護業界においては、拠点という一つ屋根の下に複数部門を併設しているケースがままあります。 ひとりの上長が複数部門をみているところも一部ありますが、当社においては大抵の場合それぞれ部門毎に所長を立てています。 特定の部門を任された所長としては、それぞれが任されたところはきちんと責任感を持って担当してくれる方がほとんどで

何が相手を怖がらせているか

人は怖いものには近寄りたくないですよね。 今回はお化けの話ではなくて、上司の話です。 皆さんの周りに、温厚な人ではあるのでしょうが誰に対しても自分を崩すことなく常に仮面を被っているような感じの人っていないでしょうか。 勝手な偏見かもしれませんが、私はこういう人にはもうひとつのイメージを持ってしまいがちです。 そう、「この人、キレたら怖いのだろうな」というイメージです。 いつも崩すことがないというのはプラスの要素もありますが、その反面、誰に対してもいつも一定の距離感を

気分は伝染する

よく周囲の人たちに、特に上司や近しい同僚たちに「お前は悩みがなくていいよなぁ」とか「いいなぁ、いつも遊んでて」と言われます。 また、部下たちからも「いつも楽しそうですよね」と言われることが多いです。 まあ、仕事はちゃんとしているつもりなので、そう見られないのも残念なことではありますし、それに悩みが全く無いわけではありません。 多分、あります、あるはずです。 でも、本当にひとりで答えを出さないといけないような問題であれば、大概は自分の中で答えを出すというか決めることは可

間接部門としての理想的な関わり方

多くの組織で似たような体制をとっているとは思うのですが、当社においてはお客様に直接的なサービスを提供する拠点(現場)とその現場業務が円滑に進むよう支援する間接部門(本部・事業部)があります。 事業の目的は、お客様へのより良いサービスの提供であり、お客様にお元気になっていただくことですが、それは現場の目的であり、間接部門の目的としましては、現場のスタッフたちがお客様へより良いサービスを提供することに集中できるよう下支えをしていくこととなります。 一番良いのは、現場がやる気を