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自己紹介

あまりnoteのことを知らない初心者ですが、記事を通して友人ができればと思い登録しました。

私が初めてドイツに来たのは2004年の春でした。ワーキングホリデー制度を使い、住み込みお姉さんとして1年働きました。

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その時、ドイツパンに興味を持ちAusbildung(職業訓練)を決意。も、当時は失業率が高かったドイツ。パン職人のAusbildungでさえ外国人の私は受け入れてもらえなかったのでした。

それでもドイツへの愛は冷めることもなく、日本で仕事をしつつ休暇は長期休暇を頂いてドイツへ行ったり、日独協会のイベントでお友達になった方々と交流を深めたりの日々を約3、4年続けていました。

そんなある日、働いていた会社がなんと倒産騒ぎ。幸いにも出向先の会社さんが、雇用して頂けるという嬉しいお返事をいただいたのですが、ちょうどその頃、ワーホリ時代に友人になった子からドイツで短期語学留学に一緒に行かないかというお誘い。期間は観光ビザの期間内だったのですが、出向先の会社にはお断りの返事をしてドイツ短期留学に行ったのでした。

友人と一緒に行った短期留学先はGoethe-Institutというドイツ語学校でした。場所はBaden württembergにあるSchwäbisch Hallという歴史がありながらも小さな町でした。

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この語学学校で色々経験をさせてもらえたのですが、話は長くなるので機会がありましたら、その時にお話しさせていただきますね。

無事3か月の短期留学を終えて、日本に帰国。再就職先を探しているとき、出向先の元同僚から声をかけて頂いて、なんと出向先の会社に短期で雇っていただけることになりました。

ちょうどその時、語学学校で友達になった友人からメッセージをもらったのですが、その内容が ”私のタンデムパートナー(語学交換友人)が、日本にワーキングホリデーに行くみたい!しかも東京らしいのでよかったら、彼女と会ってくれない?” とのことでした。

ドイツ語レベルアップしたかったので、もちろんOK! そしてこのドイツ人との出会いが大きく私の人生を変えてくれるとは夢にも思いませんでした。

ドイツ人の女の子はもちろんSchwäbisch Hall出身。色々ドイツ語を通して仲良くなりいろんなお話をしました。私がパン修行を目指したのにかなわなかったことなどなど。すると、私Schwäbisch Hallにあるパン屋知っているから、そこが今弟子を募集しているか両親に聞いてもらおうか?と。ドイツ人の女の子からの提案。
もちろんうれしい条件だったのでお願いすると、とんとん拍子にそのパン屋さんで修行することができることになりました。新しく雇って頂いた会社に契約の延長をしないことと、ドイツでの修行が決まったことを伝えたところ快く了承して頂いて本当にこの時の上司には感謝しかありません。

そして2010年の10月私は再びドイツSchwäbisch Hallへ。この時私は住む場所がなかったのでユースホステルになんと3か月住むことになりました。(今思うとすごい。。。)無事、Ausbildungを始めることができて2012年9月ドイツパン職人の試験に合格しました。

その後、メンタルの部分や家族のこともあり2015年まで日本に戻るのですが、2015年の5月修行先のシェフに再び働かないかとお誘いがあったので再びドイツへ。

色々ありましたが2015年から今までドイツパン職人としてドイツで働いています。昨年からドイツパンマイスターに向けて試験をひとつづつ受験してTeil1(パン実施)合格いただけました。あと試験は3つあるのでゆっくり自分のペースで受験してマイスターになりたいと思っています。

(下記写真は私のMeistertisch。思い入れの深いSchwäbisch Hallをテーマに作成しました)

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#自己紹介 がとても長くなりましたが、ドイツパンにまつわるお話や、ドイツのお話をたくさん皆様と共有したいと思っています。よろしくお願いいたします。

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