従業員貸付も買い戻し条件付き売上も初耳です。

オーディオブック版「女子大生会計士の事件簿 Season2 <前編>」

初回以降はながら聞きが多かったので、あらためて「女子大生会計士の事件簿 Season2 <前編>」【監査ファイル5「不器用なエンゲージリング事件」―売上と借入金・貸付金の話―】を聴き直すことにした。

【買い戻し条件付き売上】
本編では宝石を売った一定期間後、売値と同額で買い戻す契約。いや、それ循環取引では? ただ、ここでは資金の融通を目的とした【買い戻し条件付き売上】なので事情が違うのだろうか? しかも、本編では業界の因習で契約書がなく、指導したくても証拠がないと言っていた。

従業員貸付金制度(社内貸付制度)】
読んで字の如く会社が従業員にお金を貸し付けてくれる制度。本編では「従業員貸付金」についてさらっと。しかし、一番びっくしりた従業員貸付金。

ただこの制度、すべの企業が対応しているっわけではなく、対応している企業でなおかつ利用条件に該当していなければ使えない。審査もある。

【従業員貸付制度の利用条件】
病気や事故による入院費用
身内の不幸による葬式費用
地震や火災による修理・修繕費用
空き巣・強盗による生活資金……など

金利に関してもとても低かった。あくまでも目安だが、消費者金融や銀行カードローンよりも“10.0%以上低い金利でお金を借りられる可能性があるというから、もうちょっと周知されてもいいのにと思ってしまった。だが、よくよく聴けば住宅ローンや家賃の補助金も対象らしいので、利用するためのハードルの高さはケースバイケースなんだろう。

さて、オーディオブック版「女子大生会計士の事件簿」で公開されているエピソードはSeason1の4話とSeason2の4話の計8話のみ。しかも、Season2後編の配信日が「2007/12/25」となっているので、今後Season3が配信される可能性まずないだろう。となれば、「女子大生会計士の事件簿 (全7巻)-Kindle-」を揃えるしかあるまい。

ついでにセール中で買ってしまった「あいるさん、これは経費ですか? 東京芸能会計事務所」も一緒に揃えておきたい。「これは経費ですか?」は読了しているので、「結婚指輪は経費ですか? 東京芸能会計事務所」はどのタイミングで買おうか?

読みたいものが積み上がっていくのは嬉しいことだ。天井を見上げさえしなければ。そして、検索して気づいたが、過去に単行本で読んだ「会計天国」もKindle番が出ていたことが判明。おお、リストがどんどん埋まっていく。

このさいなので「女子大生会計士の事件簿 」以外で面白そうな会計・簿記のオーディオブックがないか、もう1回調べてみよう。もしかしたら新作が出ているかもしれないから。出ていなかったら……、ほぼ半額セールで買ったばかりの「完訳 7つの習慣 人格主義の回復」を聴きつつ読もう。あるいは読みつつ聴こう。


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