難病持ちの体調管理にApple Watch(暫定レビュー)
こんにちは。筋痛性脳脊髄炎・慢性疲労症候群と機嫌よく生きる、キョーコです。
Apple Watch6を買いました。
まだ2週間ほどで、使いこなしているとも言い難いのですが、とりあえず現時点でのレビューを書いておこうと思います。
1、防水機能がめっちゃ便利
患者視点というより主婦視点ですが、全く予想していなかったメリットでした。
10年ほど前くらいから腕時計ほぼ使っていなくて、たまに買っても定着せずだったんですよね。
腕時計が邪魔だった理由、家事をする度に付け外しが面倒だったからだとようやく気付きました!この10年はほぼ子育てをしてきたので、細切れ家事・子育てで水を触ることなんて一日数えきれないくらい、その度に外してつけてってやってる余裕がなかったんです。外出時も同じく。一旦外したら「あれどこやったっけ…」ってなること必至。
Apple Watchは防水仕様で、シャワーや水泳は着用したまま使用可能だそう。(石鹸・シャンプー等の付着と潜水はNG)。入浴時は充電時間に充てているので外しますが、それ以外の手洗いや皿洗いなどで外さなくていいのはとても便利です。
2、留め具のないシリコンバンド(ソロループ)が快適
Apple Watchは、ベルトが気軽に付け外しできます。純正のも、サードパーティー製のも、いろいろとなベルトがあるようですが、私が選んだのはソロループ、というシリコン製の留め具のないバンド。
1の理由に類似ですが、留め具がないので、手首をどこかに置いても金具がめり込んだりしないんです。昔金属製のベルトの時計使っていましたが、キーボードを打つときにカチャカチャ音がなって不快で、仕事中は外していました。シリコンバンドは、はめたままキーボード打っても音もしないし、圧迫されたりもしないので気になりません。
3、家の中での極小の活動量がわかる
ようやく患者視点の話です。私は通院以外ほとんど外出せずに家の中で過ごしています。但し、寝たきりではないのでそこそこに家事をしたりと動いていますが、スマホの歩数計などでは家の中の活動量は測れないのですよね。
2020年5月〜12月の平均歩数 496歩/日
2021年1月の平均歩数 2382歩/日
上が罹患後、iphoneで取ったデータ。
下がApple Watchで取ったデータ。
2000歩くらい違うんです。健康な人なら無視していいと思うのですが、家の中でやっている極々わずかな活動量が体調に影響する病気持ちとしては、詳細に見れるのは客観的でとても良い記録が取れるような気がしています。
4、深呼吸や立ち上がりのリマインドがありがたい
定期的に深呼吸や、立ち上がりのリマインドをくれます。運動はまとめてするのだけでは不十分で、一日の中で座りっぱなしではなく動く時間をこまめに作った方が良いということだそう。
これは、本当に今の私にぴったりです。家にいるので放っておくと座りっぱなしになりがちだけれども、1時間に1回くらいは立ち上がって、トイレに行ったり、白湯を入れたり、軽く伸びをしたりするタイミングにしています。
そしてさらにありがたいのが、この立ち上がりをした時間が一日のうち何時間あるかというのも記録に残るんです。
立ち上がっていた時間の累計ではなくて(時間の累計も記録されてるけど)、1時間に1回立ち上がることをした時間が、1日のうち何時間あるか、という記録です。
体調が悪くて寝込んでいる時は、もちろん無視して寝込んでいます。なので、起き上がっていられた時間がどれほどだったのかというバロメーターになります。
5、タイマーが手元にあるのが超便利
常に手元にタイマー!
・お鍋に火入れてコトコトしている間しばらく部屋で休む時に
・近所へ外出するときにリミッターとして
こんな感じで使っています。キッチンタイマーだと鳴りだすとうるさいので早く止めに行かないと!と焦りますが、手元にアラームがあるので忘れないし、焦らない。
外出のキャパシティはかなり低いので(徒歩で出ると30分もない)、買い物してたりするとあっという間に過ぎてしまいます。うっかりやりすぎないように、タイマーセットして出かけます。
6、心拍数確認できるのが安心
先日おでんを作っていた時、家にいるのに息が上がっている感じがしてふと心拍数を確認したら、100オーバー。歩行時にこれくらいは許容範囲だと思いますが、調理でこれはNGな感じです。案の定、翌日ぐったりだったので、ペーシングを逸脱したんだなと納得しました。
こういう、自分としてはそれほどの負荷だと認識していない行動が、実はキャパシティを超えている時の目安にしやすいかな、と思いました。
8、リアルタイムで出るべき電話やLINEを見逃さない
iphoneはいつもマナーモードにしていて、LINEに至っては通知を切っているので、電話や、夫からのLINE通知に気づかなくて怒られることがちょくちょくありましたが、Apple Watchに通知が来るので見逃さなくなりました。今のところ、私は返信や応答はiphoneでやっています。
9、これからやりたいこと
歩数や消費カロリー、心拍数などのデータを紙に印刷して、投薬や治療と体調との因果関係を見られるようにしたい。
サクッとできるアプリがないかと探しているのですが、まだ見つけられていません。
イマイチ正確にデータが取れていなさそうな、睡眠データをちゃんと取る方法を調べる。
いつから寝ていつから起きたことにするのか、の設定がちゃんと出来てない気がするんですよね💧目は覚めているけど布団の中でゴロゴロしている時間は多いだけに…。
あとは、設定をめんどくさがってやっていない、Suica機能とかもそのうち…
10、Apple Watch6のオススメ度合い
とても満足しています。体調管理のためのツールとしても、腕時計としても。
ただ、夫に「最新モデルを買えば?」と言われなければ、おそらくApple Watch3を購入しただろうなとも思います。Apple Watch3は約2万円。いくつかレビュー記事見ましたが、当初よりも随分お値段下がってお買い得モデルのようです。
つい最近リリースされたらしい心電図機能には対応していないようですが、心拍数などは見られるので、お値段重視の方はこちらでも充分かもしれません。
以上、ご検討中の方の参考になればうれしいです。
サポートありがとうございます♡ 病気と付き合いながら過ごす毎日を快適に過ごす道具の購入に使わせていただきます。