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【エッセイ】悩みを解決する「今を生きる」とは

 今を生きる。

 キャッチーで、なんとなくいい感じの言葉です。未見ですが、こういうタイトルの映画もあるそうですね。

 では、具体的にはどういうことを指すのか。
 私なりの考えを書いていきたいと思います。

(先日のオラクルカードリーディングについての記事で、葉月のカードリーディングで出来るのは「今を生きる」ためのサポートだと書いたので、その補足記事でもあります)


今を生きるとは

 上記のリンク記事中で、私はこう言いました。

悩みがある人は「今」を生きていない、と私は考えています。

 悩みがある人は「今」を生きていない、ということは、裏を返せば、悩みを解決するには「今」を生きればよい、ということにもなります。
 そこで冒頭の一文です。「今を生きる」とは?
 私は、この「今を生きる」が悩みの解決方法だと考えています。すなわち、先の引用の続きにある

悩みを解決する方法はざっくりまとめていうと二つです。
・「今」に焦点をあてること
・自分を生きること

ということです。
 それでは、ひとつずつ説明します。

「今」に焦点をあてる

 これは、過去を後悔するのではなく、まだ見ぬ未来を不安に思うのでもなく、「今」自分が何を感じているかをよく見ることです。それに加えて、「今」の自分がどんな状態で、どんな状況にあるのかを客観的によく見ること。
 過去は、今、変えられません。
 未来は、今、どうなるかわかりません。
 どちらを思い悩んでも、何も変わりません。
 だから、「今」に焦点をあてるのです。

自分を生きる

 これも、冒頭の「今を生きる」と同じくらい、なんとなくいい感じの言葉だと思います。「自分らしく生きる」「自分軸を大切にする」も同じ。
 しかし、これは悩める人には難しいのではないでしょうか?
 そもそも「自分」って??? というところからになるから悩んでしまうのでは。

 だったら、どうすればよいのか。

 ここでも裏を返してみます。つまり、
「自分を生きる」=「他人を生きない」「他人軸で生きない」
ということです。
 これ、意外と「自分を生きる」より簡単です(経験者語る)。

悩みとは

 そもそも「悩み」とはなんでしょうか。
 私は、非常におおまかに「自分の思うようにならないことについて考えること」と捉えています。
 人がなぜ悩むのかといえば、自分の思うようにならないからでしょう。自分の思うとおりにすべて事が運ぶなら、誰も悩まないのでは。

 さらに、この「自分の思うようにならないこと」は、
・どうしたらいいか方法がわからないこと
・「自分」ではどうしようもないこと
に分けられます。

悩みを解決する方法

 方法がわからないことについては、なるべく具体的にして、行動に移していけばよいのです。この場合は、悩みというよりは、「行動するにあたって、なるべくベストの方法を模索すること」といえると思います。

 では、「自分ではどうしようもないこと」はどうすればいいのか。
 シンプルですが、「どうしようもないこと」はどうしようもないのです。「過去」や「未来」や「他人」は「自分」にはどうしようもないことです。まずは、この「どうしようもないこと」を明確に認識することです。それだけでも、かなり悩みは減ると思います。

 この理屈が分かっていても、悩みを手放せないのなら、「悩みを手放せない自分」と向き合うことが必要になると、私は考えます。


 以上、葉月なりの悩みを解決する方法でした。
 悩んでいる人にとって何かヒントになれば、と願っています。


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