安心・安全基地でアウトプットする
赤羽雄二さんの「なんでも相談カフェ」
昨日、土曜日の午前中は、アウトプットと学びの時間でした。
朝、いつものようにシモトリマコトさんのClubhouseのゼロ秒思考のメモ書きルームで頭の中に浮かんだことをアウトプット。このメモ書きの時間は、私にとっては毎日の生活に、欠かせないルーティーンになっています。
シモトリさんが昨日出してくださったお題は、
「重要な局面の直前によかったことを考えるには」でした。
私は、
・過去の成功体験を思い起こしてみる。
・100%できなくてもいいと考える
・I’m Ok と自分を肯定する。
・安全基地の仲間が側にいてくれると考える。
と、メモ書きしました。元マッキンゼーでコンサルタントをされていた、赤羽雄二さんが提唱されている、ゼロ秒思考のメモ書き。A4のコピー用紙に頭に浮かんだことを1分間で書いていくというこのメモ書きは私を良い方向へと変えてくれました。
その「ゼロ秒思考」の著者の赤羽雄二さんが、毎週土曜日の朝9時からClubhouseで直接相談や質問に答えてくださいます。昨日は私も、赤羽さんと話しました。
赤羽さんに、親への手紙を書き終えたことをまず報告しました。赤羽さんは、
「親への手紙を書いたことは立派だけど、まだ字数が足りませんね。それでは本音を書ききったとは言えませんよ。もっともっと胸の奥にある親への想いを吐き出して、自分の本音を全て書ききって下さい。膿を出し切って下さい。」
と、アドバイスしてくださいました。
そしてまた、私が、
「自分は毒親に育てられて、親の離婚や再婚で傷ついたり、淋しい思いをしたりしたけれど、自分自身も、私ん病気が原因とはいえ、離婚して息子たちを深く傷つけたと、自分を責める思いがあるのです」
と言うと、
「息子さんたちが、傷ついていて暮島さんを恨んでいたりしたら、『おかん、寿司食いに行こうや』なんて言ってくれないと思いますよ。これからもアクティブリスニングをして、息子さんたちの話をしっかり聞いてあげてください」
と答えてくださいました。
(自分を責めなくてもいいのだ)
と、とてもほっとしました。
赤羽さんは、本当にすごい方なのですが、偉ぶることなく、相談する人の目線まで下りてきてというか、真摯に悩みを抱える私たちに向き合ってくださいます。赤羽さんに直接、しかも無料で悩みを相談できこのClubhouseのルームはすごく貴重だと思います。
野口塾で学ぶ
「『自分軸』の大切さ」
赤羽さんの「なんでも相談カフェ」の後は、Zoomで、野口雄志さんのやられている「野口塾」に参加しました。
リアルとオンラインを合わせて定員10名の野口塾。野口先生が出してくださる2つのお題について自分の意見を出し合って、発表し合い、質問やフィードバックをするという内容です。時間は2時間です。昨日のお題は、「『自分軸』の大切さ」と「『人生』をかけて働くこと」というものでした。
「『自分軸』の大切さ」について、私は自分がけっこう「他人軸」で生きてきたし、今もそういうところがあると話しました。それは多分、色々なところに転々と育てられたという私の生育歴からきていると思うのですが、とにかく他人の顔色を見て、反応を気にして行動してしまうのです。
また、私は自分の原則を「貢献」と定めています。人のために行動したいし、人が喜ぶことをしたいのです。TakeではなくGiveの精神で行動したい。でも、時にそのGiveの精神が度を過ぎてしまい疲れてしまう事があるのです。他者貢献のつもりが、自己犠牲になってしまうのです。
そのことについて、野口先生は、「優先順位をつけることも大切」とフィードバックを下さいました。
最近私がピッときたアドラーの言葉があります。
「私は他の人の期待を満たすために生きているのではない」
自分の直感を信じて、「自分が本当に望んでいることは何か?」と自分に問いかけながら、「自分軸」で生きられるように努力していきたいです。
自分をもっと好きになって、のびのびと生きていきたいです。
「『人生』をかけて働くこと」
2つ目のお題は、「『人生』をかけて働くこと」でした。
野口さんは、
「『働く』とは『はた(傍)』を『らく(楽)』にすることからきているという説もある。自分が動くことによって、自分以外の誰かが楽になるという考え方は、とても素敵です」
とおっしゃいました。お金を得るためだけに働くのではないのです。
そして、「自分が『人生』をかけて働くというものはあるか?」という問いを私たちに投げかけられました。
私は、自分には3つの「働く」という柱があると話しました。
①介護施設での仕事(オープン就労)。
②Crossroadsの活動。
③統合失調症だからこそ、心が壊れた経験があるからこそ幸せに生きられるんだということを発信する。
という3つです。
①介護施設での仕事(オープン就労)。
その仕事で私はお金を頂いています。そのお金を学びに使ったりできて、収入を得られることは、すごくありがたいです。でも、「働く場がある」、「誰かに必要とされている」ということの方が、私にとってはありがたいです。自己肯定感が上がります。
「あー、仕事かぁ~」と思ってしまう時もあるのですが、働いた後は、「今日も働けて良かったなぁ」と思います。
②Crossroadsの活動。
私のカウンセラーの妙さんと始めた、「違いを認め合える会」Crossroadsの活動。今年で3年目になります。国籍や年齢や、性別や、障害のあるなしや、そんなお互いの「違い」を認め合って、心の中の澱のようなものを出し合って、語り合える場。安心・安全な場を作りたいと思っています。私のライフワークの一つです。
③統合失調症だからこそ、心が壊れた経験があるからこそ幸せに生きられるんだということを発信する。
これは、私が一番やりたいライフワークの一つです。
統合失調症になって、仕事も家庭も失って、自殺未遂までした私が、今とても幸せに生きています。素敵な仲間にも囲まれています。やりたいこともいっぱいです。心の安全基地もいくつも得ています。
「生きていてよかったなぁ~」
としみじみ思います。
「病気だからといって、あきらめなくてよかった」
「SOSを発信してよかった」
「チャレンジしてよかった」
という自分の想いを発信することで、統合失調症や心の病気を抱える人が生きやすくなる、優しい社会が作れたらと思うのです。
そんな3つの私の「働く」の柱。私にやれることをやれる範囲で、でも心を込めてやっていきます。
昨日、強く感じたこと、それは、「心の安全基地を持つことの大切さ」と「安全基地でアウトプットできることのありがたさ」でした。私は本当に幸せです。今本当に幸せです。
赤羽さん、
野口先生、
野口塾の皆さん、
ゼロ秒思考のメモ書きのルームの皆さん、
Crossroadsに参加してくださる皆さん、
私を応援してくださる皆さん、
私のブログを読んで下さる皆さん、
本当にありがとうございます。
今日も顔晴りまーす。