「プチ幸福」の回数を増やす

「精神科医が見つけた3つの幸福」 樺沢紫苑先生著


Win-Win‐Win

今日は仕事でした。私は統合失調症なのですが、介護施設で週に3回働いています。オープン就労です。

今日は仕事に入った時に、私がとても信頼している職員さんが、声をかけてくださいました。
「昨日テレビで、次男さんが修行しているお寺が放映されていたよ。修行僧さんたちが映っていた。暮島さんの息子さん、どの人かなあ?て思ってたよ」と。

私の次男は、京都のお寺で修行しています。その話を職員さんにしていたのです。
「息子さんも頑張っているから、暮島さんも頑張れるね」と言って下さいました。嬉しかったです。

仕事もいい感じでできました。初めて来られて不安そうにしておられた利用者さんに声をおかけしたりと、利用者さんと積極的にコミュニケーションをとりました。自分なりに頑張れたのではないかと思います。

利用者さんの中には、配偶者を亡くされたり、兄弟を亡くされたりした方もおられます。子供さんを亡くされたという方もいます。喪失感を経験されています。

また、お身体が不自由な方もおられます。そんな方々が、ひと時でも楽しい時間を過ごしてくださったら、そのお手伝いが出来たらとても嬉しいなあと思って働かせてもらっています。

利用者さん、職員さん、そして私。Win-WinならぬWin-Win-Winになるように頑張っています。


嬉しかった友だちからの電話

昨日は、東京の友達と電話で話しました。Clubhouseで知り合った友達です。バリバリ仕事している彼女。頭がよくて、優しくて、温かくて、本当に素敵な女性です。京都に2回も来てくれました

母が亡くなって、落ち込んでしまいすごく体調が悪くなってしまった時に、
「葉月さん、いつでもいいから電話して」とメッセージをくれて、電話で話を聞いてくれました。すごく救われました。

昨日は、お互いの近況などを話したり、ゆっくりと電話で話すことができました。楽しかったです。オキシトシンがいっぱい分泌されました。

来週の火曜日、22日に東京で、彼女も含めたClubhouseの友達と晩御飯を食べに行く予定です。母の法事で、私が東京に行くので、皆さん時間をとってくださいました。リアルでお会いするのは初めての方がほとんど。でも皆さんとても素敵な方ばかりです。楽しみです。またまたオキシトシンが分泌されるのだろうな~。テンションが上がり過ぎないように気をつけます。


「楽しい」にアンテナを立てる

私は統合失調症です。統合失調症は「幻聴」「幻覚」や妄想などの症状が出る精神疾患です。19年前発病した時は、金色の光の塊が追いかけて来る幻覚があり、幻聴もありました。怖かったです。

その時は、お寺に住んでいました。元夫が僧侶だったからです。私はその幻覚と幻聴が「霊」のせいだと思い込んでいました。毎日、本堂で元夫にお経をあげてもらったりと色々なことをしました。なかなかよくなりませんでした。

その後5回の入退院を繰り返して、離婚して、京都に戻ってきました。
京都に戻ってからも色々なことがありました。パチンコ依存になったこともあります。息子たちに会えない淋しさからでした。生きる目的が見いだせなかったのです。家族のいる友だちを羨んだことも幾度もありました。

でも今は、違います。ラッキーなことに、幻聴や幻覚という症状は、今はありません。クリニックのお友だちで、発病して何年も経つのに、幻聴や幻覚に悩まされている人もいるので、本当にラッキーだと思います。

そして、毎日が楽しいです。Clubhouseの友達や学生時代の友達、Zoomの友達、ピアサンクスの友達、外国人の友達etc。すごく素敵な友達がいてくれます。ありがたいことだなあと思います。

友達と出かけたり、ご飯を食べに行くのも楽しいのですが、一人で本を読んだり、料理をしたり、こうしてブログを書いている時もとても楽しいです。

樺沢先生は、「精神科医が見つけた3つの幸福」の中で、「楽しい」ことはたくさんあるはずなのに「楽しい」ことが出てこないのは、「楽しい」アンテナが立っていないからだとおっしゃっています楽しい瞬間を一生懸命探していないから、それを見逃してしまうのだと書いておられます。

確かにアンテナを立てると、楽しいことはいくつも見つかり、例えばこうやってブログを書いたら、読んで下さった方がスキを押してくださったり、コメントを下さったりして、「楽しい」が拡大生産されていきます。

「楽しい」アンテナを立てないのは、すごくもったいないと思います。


「プチ幸福」の回数を増やすだけでいい

「そうは言われても、楽しい事なんて見つからないよ」
と言う方もおられるでしょう。そんな方に樺沢先生は、「3行ポジティブ日記」を寝る前に書くことを勧めておられます。一日の中で、嬉しかったこと、感謝したことなどを書くのです。

私は、樺沢先生の本を読む前から、「感謝日記」を寝る前につけていました。脳科学者の岩崎一郎先生も、書家の武田双雲さんも「感謝日記」をつけることを勧めておられます。

やってみての感想。すごくいいです!「今日一日で、楽しい事、嬉しいこと、感謝したことがこんなにもあったんだなあ」と思いながら、眠ることができます。

樺沢先生は、「3行ポジティブ日記」をつけて、自分が何をしている時が楽しいのかがわかったら、それを繰り返せばいいと書いておられます。

「プチ幸福」「小さな幸せ」を見つけたら、それを繰り返せるように、工夫努力していく。「幸福になる方法」って難しそうに見えて、実は簡単なのだと、樺沢先生はおっしゃっています。

「7つの習慣」では、人は原則中心で生きていくべきと書かれています。私の原則は「貢献」です。誰かの役に立ちたいし、誰かに喜んでもらいたい。でもそのためには、私自身が「幸せ」でいなくてはいけません。

「楽しい」アンテナを立てて、「プチ幸福」を積み上げていって、人に喜んでもらえる人生を生きていきたいです。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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