自己肯定感を上げ下げする4大要因

「鋼の自己肯定感」 宮崎直子さん著


Knuckles &二条城

昨日は、診察とスタッフさんとの面談の日でした。最近とても調子がいいので、主治医に「薬を減らせないか?」と聞いてみたのですが、「減らせないよ」と…なんか納得いかなかったのですが、お薬を無理に減らして、調子が崩れるのも確かに嫌だなと思いました。スタッフさんと面談をしてから、友達とKncklesに行きました。Knucklesは府庁前にある私の同級生がやっているカフェ。サンドイッチがとても美味しいのです。そして、町屋を改装した店内はおしゃれで、とても落ち着きます。友達も喜んでくれました。

それから、友達と二条城に行きました。久しぶりに行く二条城。菊の御紋の装飾があったり、青井の御紋の装飾があったりと色々な発見があって、とても面白い!友達と、あーだこーだ言いながら、楽しく拝観しました。京都に住んでいると、「いつでも行ける」という気がして、あまり行かないのですが、観光地って、やっぱり楽しい!またいろいな観光地を訪ねてみたいです。


自己肯定感を上げ下げする4大要因

今日も「鋼の自己肯定感」で学びたいと思います。自己肯定感を上げ下げする4大要因があると、宮崎さんはおっしゃっています。

自己肯定感を上げ下げする4大要因は、
①他人からの評価
②他人との比較における自己評価
③失敗と成功
④不測の事態

です。順番にまとめていきたいです。


①他人からの評価
「友人に女子力が低いと言われて自己肯定感が下がった」
「上司に褒められたから自己肯定感が上がった」

なぜ私たちたちは、人の評価を気にしてしまうのか?それは、人間が自分一人では、何もできない状態で生まれてくることが関係している。子供にとっては親からの評価はサバイバルに関わる。

でも大人になったあなたは、他人から評価されなくても、もはや死ぬことはない。他人に認めてもらうことを、あなたの行動の動機にする必要はない。

他人があなたに下す評価は、究極的にあなたにはコントロールできない。不可能を追い求めている限り、安定した自己肯定感、そして心の安らぎは決して得られない。

あなたが他人の評価に多くく影響を受けているならば、すぐにできることは2つある。

まず、まず自分は、他人からの評価を気にしないと決意すること

もう一つは、あなたを常にけなしてくる人、あなたに言葉の暴力を浴びせてくる人がいるなら、その人とは付き合わないこと。


②他人との比較における自己評価
「Aさんがものすごい人脈を持っていることを知って、自己肯定感が下がった」
「自分の給料が平均以上であることが分かって、自己肯定感が上がった」

他人の自分に他する評価だけでなく、自分が自分に下す評価によって一喜一憂し、自己肯定感が常に上がったり下がったりするのは、あなたが幼い頃から身につけてきた人生観に起因する。

鋼の自己肯定感を持つには、全く新しい人生観が必要となる。これまで身を置いてきた競争社会は卒業し、共創社会に移住することだ。それは、「みんな違って、みんないい」社会だ。

あなたの常識は、あなたの自己評価に大きく影響している。常識というのは、その時代にそのグループに属する人が信じていたことであり、けっしてそれが最善のことではない。

あなたの中にある常識も、あなたが「おかしいのでは?」と感じたら、1つ1つ精査するといい。そしていらなくなった時代遅れの常識をどんどん捨てていくことで、あなたの自己肯定感は高くゆるぎないものになっていく。


③失敗と成功
「起業に失敗して自己肯定感が下がった」
「地元のマラソン大会で1位になって自己肯定感が上がった」

鋼の自己肯定感を持つ自分になるには、生きる目的を根本から考え直し、失敗や成功の定義を書き換えればいいだけだ。

人の性格や能力はいくらでも変えられると信じて生きている成長マインドセットの人は、自分の能力を証明することに意味を感じない。今の自分の能力をさらに伸ばすことが生きる目的なので、失敗を恐れるどころか、失敗をそもそも失敗と思うことなく、新しいことに次から次へと挑戦していく。

成長マインドセットを常に持てば、失敗と成功の定義がガラリと変わる。成長マインドセットの人にとっての失敗とは、失敗を恐れて新しいことに挑戦しない事なのだ。


④不測の事態

「病気や事故で寝たきりになり自己肯定感が下がった」
「宝くじに当たって自己肯定感が上がった」

無条件に自分を愛するということ、肯定するということは、以前出来ていたことが全くできなくても、それとは関係なしに、存在レベルで自分を受けとめ愛するということだ。

自分の身に降りかかった災難を嘆くのはやめ、今の自分、ありのままの自分に何ができるかを考えて、前向きに生きていくことだ。



違いを認め合えたら。成長していけたら。

「鋼の自己肯定感」の本は、本当に素晴らしい本です。どこを開いても、言葉が胸に刺さります。今回の箇所は、第3章をまとめたものなのですが、特に私の心に響いたのは、「競争社会から、共創社会へ」。「みんな違って、みんないい社会へ」というところと、「失敗を失敗と思うことなく、新しいことに次々へと挑戦していく、『成長マインドセット』を持とう」というところです。

私は統合失調です。みんなと違っています。でも、「違っていていいのではないか?」と今は思っています。テレビや新聞などのメディアの報道などから、統合失調症と聞くと、「怖い病気」「悲惨な病気」と思われがちですが、統合失調症でも懸命に生きている人を何人も私は知っています。

「違っていてもいい」「違いを認め合える社会を」。そんな思いから私は、私のカウンセラーの上倉妙さんと、Crossroadsという会を主宰しています。これまで、外国人の方も参加して下さったり、統合失調症の当事者や、家族の方も参加してくださいました。無理せず、私に「やれることをやれる範囲で」やっていきながら、Crossroadsの活動を通して、人との出逢いの場を作っていきたいです。

そして、「『成長マインドセット』を持つ」ということ。ゼロ秒思考の赤羽雄二さんは、「変化できる人」の中で、「人は誰でも、いくつになっても変わることができる」とおっしゃっています。

私たちの変化を阻むもの、成長を阻むのは、「失敗を恐れる心」であり、挑戦しないことであると思います。

私は今年、「本を出版する」という夢を実現するために、色々な挑戦をしました。結果として、今年その夢を実現することはできませんでした。失敗だったのかもしれません。でも、素晴らしい仲間や人に出逢うことができました。こうして、ブログを書くということも始めました。

宮崎さんのおっしゃる通り、「失敗を恐れて挑戦しない事こそが失敗」なのだと思います。

いつか終わりを迎える私の人生。その時に、「あー、もっと挑戦しておけばよかった」と後悔したくはないです。失敗しても何度でも挑戦していく。そんな人生を送っていきたいです

最後まで読んで下さり、ありがとうございました・


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