コンフォートゾーンから出てみよう

初めて行った場所、知らなかったことを知った時間

昨日は、京都はとてもいいお天気でした。そんな好天の中、友達と嵐山でランチを食べて、嵐屋の亀山地区を散策してました。そして、福田美術館に「竹久夢二展」を見に行ってきました。

嵐山には何度も行っています。でも、渡月橋より北に行ったのは初めて。亀山地区を散策するのも初めてでした。

9月になったとはいえ、昨日は暑くて、亀山地区の山を登っていたら汗が吹き出しました。でも、山の木々の合間から、見た保津川の景色の美しかったこと!疲れが吹き飛びました。何枚も写真を撮りました。

その後で、嵐山にある福田美術館に、「竹久夢二展」を見に行ってきました。

大正ロマンを感じさせる夢二の絵は、私も大好きです。そんな夢二のたくさんの美人画とともに、夢二が書いた挿絵や、本、楽譜の表紙や、夢二の直筆の手紙なども展示されていました。

よく知られている夢二の美人画に混じって展示されていた夢二の手紙の文章は、ウィットに富んでいて、すごく興味深かったです。夢二は小説なども発表していたそうです。しかも絵は、独学。すごいですよね。

溢れんばかりの才能を如何なく開花させた夢二の生涯をたどることができました。
 
夢二の絵も素敵だったのですが、福田美術館の建物がすごくカッコよくて、素晴らしかったです。

京都の中にも、まだ行ったことのない、素敵な場所がたくさんあるのだろうな…行ってみたいなと思いました。

そして知らなかったことを知るのは、すごく楽しいなと思いました。いい一日を過ごしました。

親しくしている、ブラウンさん(「そう呼んで下さい」とおっしゃるのです)の素敵なカフェ、brown eyes coffee 嵐山のランチもとても美味しかったです。ゆったりと落ち着ける店内の空間も素晴らしいし、スタッフさんもとても親切でした。


コンフォートゾーンから出てみよう

行ったことのない場所に行ってみること。見たことのないモノを見ること。食べたことのないモノを食べることなど。そんな小さなチャレンジを精神科医の樺沢紫苑先生は、「コンフォートゾーンを出ること」だと、「精神科医が教える 毎日を楽しめる人の考え方」に書いておられます。

コンフォートゾーンとは、快適領域のことです。自分にとって安心な場所です。そんないつもの自分が慣れ親しんだ場所から、一歩踏み出してみる。行動してみることが、コンフォートゾーンから出ることです。

樺沢先生は、書いておられます。

「『コンフォートゾーン』から出て『新しいこと』『今まで経験したことがないこと』をするのがチャレンジ」だと。

自己成長するためにはチャレンジが必要です。自分のコンフォートゾーン(快適領域)から出てみる。何か新しいことに挑戦して、それができるようになる、それがチャレンジであり、大切なのだと、樺沢先生はおっしゃっています。それが当たり前になることが、自分の可能性を広げて、自己成長につながるのだとおっしゃっています。


「ちょい難」の目標を設定してみよう


では、コンフォートゾーンから出るにはどうすればいいのでしょう?

例えば会ったことのない人に会ってみる。食べたことのないものを食べてみる。行ったことのない場所に行ってみる。やったことのないことをやってみる。自分の知らない世界に一歩踏み出すということで、コンフォートゾーンから出ることができます。
コンフォートゾーンにいれば、確かに安心です。でも自己成長はありません。

コンフォートゾーンのすぐ外側には、ラーニングゾーン、学習領域が広がっているのだそうです。それは、なんとか頑張れば達成できるような、「ちょい難」の目標です。

「『ちょい難』の目標においてはドーパミンが分泌されるので、不安や恐怖ではなく、ワクワクするのです」
と、樺沢紫苑先生はおっしゃっています。大切なことは、高すぎる目標を設定しないことです。もっと目標は小さく設定して、少しずつステップアップしていけばいいのだと、樺沢先生は書いておられます。

この「ちょい難」の目標設定というのは、私にはなかなか難しいです。ついつい高すぎる目標設定をしてしまって、挫折感を味わって、凹んでしまうということがよくあります。

今は、
「1日30分は、YouTubeを見ながらダンスする」
「1日30分は、英語を勉強する」
「週に1冊は、本を読む」
「月に1本は映画館で映画を観る」
「週に2から3本のブログを書く」
と、ゆるめの、そう「ちょい難」の目標を立てています。

「ちょい難」の目標設定ってとても大切だと思います。


「遊び」でコンフォートゾーンを広げる練習をしよう

また、樺沢先生は、
「『遊び』でコンフォートゾーンを広げる練習をしていく。自信、度胸、自己肯定感を積み上げていく」
ことが大切だとおっしゃっています。「遊び」のチャレンジは、ノーリスクだからです。

私は、料理をすることが好きです。クラシルという料理の動画のアプリを見て、作ったことのない料理を作ることがよくあります。それは、すごくワクワクすることです。

また、毎週金曜日か土曜日には、友達と行ったことことのないお店で、ランチを食べています。それもすごくワクワクすることです。

そして、「京都カフェ散歩」という本を買ったので、本の中に出ているカフェ巡りもしようとしています。京都には、素敵なカフェがいっぱいあるのです。これもすごくワクワクすることです。。

英語のイベントに行って、初めて会う人と知り合い会話することも、とてもワクワクします。

読んだことのない作家の本を読むこと、行ったことのない場所に行ってみること、聞いたことのない音楽を聴いてみることetcその気になれば、コンフォートゾーンを出ることはいくらでもあるのではないでしょうか?

「辛い」「苦しい」と思って生きている人にこそコンフォートゾーンから出てみることは大切だと思うのです。「小さな目標」「ちょい難の目標」を達成することで、自信を持つことができて、自己肯定感が高まるからです。チャレンジすること、そして行動すること。それが大切なのだと思うのです。

樺沢先生はおっしゃいます。

「『困難』を越えると、それは『経験』になり『自信』となり、自己成長につながる」
 
「普段から『チャレンジは怖い』『チャレンジしたくない』という人は、仕事や恋愛、人生の岐路ともいうべき『ビッグチャンス』が来た時に、チャレンジすることができなくなります」
と。

「楽しかった」、「頑張った」そんな1日を積み上げていけば、楽しく充実した人生を送れることになるのではないでしょうか?

勇気を出して、コンフォートゾーンから一歩踏み出してみませんか?

最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
 

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