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2021年の絶望と展望

年が明けて、新型コロナの勢いが止まらないが、個人的に面白い記事が二つあったので、シェアしたいと思う。まず一つは、これ。

→『最初はまさしく”ただのかぜ”にしかみえない』
多くの新型コロナの病型(症状のパターン)において、初期症状はまさしく”ただのかぜ”にしかみえないことが多いんです。いや、これ本当です(あくまで初期です)。

→『多くの人の、”命”ではなく”距離や会話”を奪うウイルス』
多くの人は大丈夫にさせておいて、ロシアンルーレット的に重症化させ、そして重症化した人を確実に集中治療室に追いやり、結果として重く医療を圧迫してくるきわめて狡猾なウイルスなのです。

とても、新型コロナの特徴をわかりやすくまとめてくれている文章です。初期症状は風邪のようにしかみえないし、人との距離や会話を奪うウイルスが、新型コロナだというのです。

こういうことが、医師の立場の人が、ちゃんと発言してくれていることが、重要だと思うのです。

もうひとつの記事が、これ。

ウイルス学が専門の長崎大学熱帯医学研究所の森田公一所長に聞いてみた。「ウイルスはほかの生物の細胞のなかに入らないと生きていけないものです。つまり、必ず何かに寄生しないといけない。寄生した宿主を殺してしまったら、ウイルス自身も死んでしまう。長期的に見れば、ウイルスは宿主と共存するために、“弱毒化”していきます。天然痘のように強い病原性をずっと維持しているウイルスはありますが、“強毒化”していったウイルスは存在しません」(森田先生)
記事投稿日:2021/01/12 06:00

私は、ずっと以前から、新型コロナは弱毒化するであろうと言ってきた。今、改めて記事を確認したら、2020年8月10日となっている。

ウイルス学の専門家が「今」話していることを、素人の私が、2020年の8月頃に、すでに予言していたということだ。これ、結構凄くないですか?私的には、当然のことなのだが、当時は、「何言ってんだ」という感じにしか捉えられなかったのだろう。「いいね」も一つしかついていない(笑)

まあ、そんなもんだ。世論というものは、時代とか、その時々の空気感によって流されていく。でも、こういう意見は、おそらくは大規模に捉えられることはない。メディアにとっては面白くない意見だからだ。メディアとしては、大騒ぎをしたほうが、ある意味、スポンサー受けがいいからだ。

製薬会社のCMとかは、今の時期、テレビなどでは多いのではないだろうか?医療関係、製薬会社、ドラッグストアーなどにとっては、メディアで大騒ぎをしてもらったほうが、儲かるというものだ。そんな世の中の風潮が終わってくれることを、切に願う。


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