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コロナ第二波、欧米を席巻、日本はどうなる?

新型コロナ、欧米を席巻中!これが本当の第二波か?

ここに来て急に、また新型コロナのニュースが舞い込んできた。ハロウィーンのニュースかと思いきや、コロナである。イギリス、フランスあたりがひどいらしい。でも、日本にいると、確かに感染者は増えているような気がするが、死亡者が増えているというニュースは聞かない。報道規制などもあるかもしれないが、それだけではないと思う。その根拠について、今回は書いていきたい。

フランス・パリで、ロックダウン(都市封鎖)再導入が数時間後に迫る中、バーのテラス席で飲酒を楽しむ人々(2020年10月29日撮影)。(c)THOMAS COEX / AFP

このリンク先の写真をまずは見ていただきたい。ソーシャルディスタンスって、英語じゃなかったっけ?ってレベルの密度である。まあ、写真はフランスだから、ソーシャルディスタンスはフランス語ではないが、まあ、そんなことはお許し願おう。

そう、私は日本と欧米とでは、危機意識と、それに対する対応が全く異なっていると思うので、同様には語れないと思っている。ロックダウンするから、買い出ししなきゃいけないんだ、などと言いつつ、友人たちと飲食を蜜に楽しむ、これがフランス人である。別に、このように行動しているフランス人を非難しているのではない。日本人の意識とはかなり異なるな、ということが言いたいのである。

英イングランド北部のウェストヨークシャー州リーズで、マスクをして市内を歩く市民ら(2020年10月30日撮影)。(c)Lindsey Parnaby / AFP

フランスだけではない。イギリスもロックダウンするらしい。この写真だけみてもわかるが、フランス人は、あまりマスクをする習慣がないらしい。海を隔てた向こう側に行くだけで、ここまで変わるものかと、逆にびっくりする。

今は世界的に信頼をすっかり失った感があるWHOも、「あまりに多くの国で感染者が指数関数的に増えており、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的な大流行)との闘いで北半球は重要な局面にあるとの認識を示した。」とコメントしている。

しかし、記事というものは、意外にも不親切なもので、この記事にある、感染者の増加率を表現するのに、「指数関数的」に増えているという表現。頭も文系な私には、最初意味がわからなかった。まあ、急激に伸びているということなんだろうなあと思いつつ、それ以上のコメントはできない状態でいた。ということで調べてみたら、やはりそういうことを調べてページにしている人がいた。素晴らしい世の中である。

要するに、急上昇カーブを描くほど、加速度的に感染者が増えているということだ。さて、その状況はわかった。では、日本はどうなのか?現状と今後について、考察してみよう。

日本の新型コロナウイルス対策の現状と今後

私は基本的に楽観主義者ではあるが、現実は見ようと努力はしている。それで一番思うのには、飲食店の対応が、欧米と日本とではかなり違うのではないか、ということだ。

マスク着用のことで揉めて、広島の餃子屋さんが店を閉めて、それからクラウドファンディングをしたとかなんとか、いろいろあったが、あのマスク、個人的には、飲食店に入って注文をして、自分のテーブルに着いたら、外して然るべきだと思っている。先日、家内がとある飲食店で、友人と横並びでおしゃべりをしようとしたら、お店の人がすっ飛んできて、マスク着用をお願いします、と言われたという。

誰のためのマスクか?

ここまで来ると、ほとんどギャグレベルだと、個人的には思ってしまうが、マスクはエチケットであると、私は考えている。だから、電車などの公的交通手段を利用するときにはマスクはするべきだと思っているので、必ずしている。

基本的に、家を出るときには常にするようにしているが、飲食店に入って注文をしたものがテーブルに来たら、もしくは、セルフサービスで、自分でそのプレートを運んで席についたら、もうマスクは外して良いものだと思っている。

それは、私は飲食店でのマスクは、そのお店の従業員の方々が感染しないようにするためのものだと思っているからだ。だから、注文をするカウンターのところに、透明のシートが天井からぶら下がっていたとしても、客は決してマスクを外したりずらしたりするべきではないと思っている。たまに、声が届きにくいので、あえてマスクをずらして喋っているような輩をみたことがあるが、あんなの、従業員側にとっては、迷惑千万である。店には、従業員を守るべき義務があるのだから。

蕎麦屋さんでの対応

これは、かつてお蕎麦屋さんで働いていたときのことだが、大手、都内で3本の指に入るお蕎麦屋さんチェーン(K諸そば)で働いていたことがあります。その時は、ちゃんと手首までシャボネットという緑の液体石鹸で洗っていました。

この液体石鹸は、”日本で初めての殺菌・消毒ができる石鹸”というものだったらしいです。社長さんが、カンブリア宮殿にも出ていました。働いていたときは、こんな素晴らしい会社とは知りませんでした。

ところで、そのお蕎麦屋さん、食中毒に対する意識がとても高いのですね。それで、だいたい半年に一度は全体で1時間ほどの研修があります。これ、正社員から末端のアルバイトまで、全員です。アルバイトまで、ですよ?最初は、マジか?と本気で思いました。でも、そのくらい、会社は本気だったのです。今でも本気でしょうけど。

それで、数百人レベルで入れる会議室を借りて、江東区だったかな?保健所の人の講義あり、本社の人からのレクチャーありの約1時間くらいの時間を従業員の意識を高めるために費やす。あと、制服をちゃんと着ましょう的な寸劇があったりしました。これは、半年に一度もやるので、みんな飽きているんですね。それでも、基本的な事項は変わるはずがないので。それで、飽きさせないための本部側の努力というやつです。

企業によっては、そこまでやっているところもあるというのが、日本の飲食業界ではないかと思うのです。

近所のパン屋さん&カフェでの対応

近所のパン屋さんで、カフェ併設のところがあるのですが、ここでは、他の飲食店でも見られますが、皆、手袋着用です。気持ちはわかりますが、どうなんでしょうね?個人的には、素手で良いと思うんですが、嫌だという反応をするお客様対応なんだろうな、と思って見ています。

だいたい、小銭は手袋のまま処理して、アルコール殺菌しないで、プレートを触ったら意味ないでしょう!とか、思ってしまうので、要するに、あれはクレーマー対策であって、コロナ対策ではないんですね、たぶん。

だから、あんなのずっとしていたら、手は蒸れて大変だろうなあ、といつも見るたびに思ってしまうのです。今、飲食の仕事をしている人は、大変だなあ、と思います。

でも、飲食意外の業界も今は大変ですよね。先日、テレビドラマを見て、チラ見しただけだったのですが、登場人物が皆マスクをしていて、主人公の人さえ、誰だかわからなかったことがあって、個人的にはショックでした。

まあ、結局、波留さんだったんですけどね。江口 のりこさんも、マスクをしていたときは、わかりませんでした。登場人物が誰だかわからないドラマなんて、今まで初めてだったので、衝撃でした。

今後の日本で気をつけること

さて、私は、以前にも書いていますが、11月11日に何らかの天変地異が来ると思っています。これですね。

最近では、トルコでも大地震が来ました。地球の反対側だと思っていたら、大間違いです。我々は、地球という同じひとつの大地の上で生活をしているのです。トルコで起きることが、明日、日本で起きないとは限らない。

といっても、日本は平和です。そう思います。そして、このまま平和が続いてほしいと、切に願います。でも、そうもいかなかったりするのが世の中なんですよね。

煉󠄁獄さんが日本を救う

世の中は、今は鬼滅の刃ブームですね。映画が公開されて、そのニュースでもちきりです。

私は、日本人がみな煉󠄁獄さんのように、プライドを持って生きていければ、どんな困難が今後来ても、きっと乗り越えていけると思っています。

それが、私の楽観主義です。そういったメッセージがあるからこそ、今、全国で鬼滅ブームが訪れているのだと思いたい。というか、今書いていて、本気でそう思えてきました。

親兄弟、同僚、夫婦、友達など、身近なコミュニティーにおいて、同じような想いを共有できることなんて、ありそうでないものですから。そういう意味で、鬼滅の刃ももっとヒットしてもらいたいものである。

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