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平日の昼下がりに喫茶ランドリーで考えた「地方小商いモデル」の生き残りかた

地方生活者の宿命。東京出張ではいつも作業難民です。

コンセントを求めて彷徨い、飛び交うWi-Fiを掻い潜る。もはや、作業するためにコーヒーを飲んでいるのか、コーヒーを飲むために作業しているのか分からなくなってしまいます(コーヒーばかり飲み過ぎてお腹はゆるゆる)。


昼食後、次のアポまで時間があったので作業場所確保のため「両国 喫茶店」とググってみました(カフェじゃなくて喫茶店と調べるのがミソ。オールドスクールでシブい喫茶店が大好きです)。


すると、なんと「喫茶ランドリー」まで徒歩5分。これは行かねば!ということで迷わず喫茶ランドリーに駆け込みました。行ってみたいと思ってた場所が偶然近くにあるなんて嬉しい…!

喫茶ランドリーのWEBによると、

「喫茶ランドリー」は、東京は森下駅と両国駅の間、墨田区千歳の住宅街にオープンした、現代版の喫茶店です。築55年の建物の1階、元は手袋の梱包作業場として使われていた空間をリノベーションしました。
お店では、コーヒーやお茶、軽食はもちろん、ランドリー(洗濯機)や大きめのテーブル、アイロンやミシン、お裁縫箱や編み物道具なども用意することにしました。リビングとして、読書室として、 家事室として、工房として。そのときにしてみたいことのために、あるいは、何もしたくないということのために、気ままにご使用ください。

名前の通り喫茶ランドリーは「喫茶」で「ランドリー」。

背中に子供を背負いながらキッチンで調理するお母さん、洗濯機を回しながらコーヒーを飲んで待つ奥さま、遊び回る小さな男の子、女子二人でのランチ、編み物をしているお姉さん、キーボードを叩いているハダ。

平日の昼下がり、喫茶ランドリーではさまざまな人達がそれぞれの時間を過ごしていました。


コーヒーのお替わりが安いのも地味に嬉しいポイント。長く居てもいいよと受け入れられてる感じがしますね。Wi-Fiが飛んでいればなお嬉しかった…!

「こんな場所が西粟倉村にもあったら嬉しいな」

と思う一方、カフェ&ランドリーだと客単価が高いわけではないし、西粟倉村のような人口1,500人の村での経営は厳しいのかなと考えてみたり。

例えば、月額会費2,000円程度で洗濯し放題、コーヒー飲み放題、フリーWi-Fi、深夜まで作業可などのサブスクリプション制だったら、洗濯物が乾くのを待ちながら仕事ができるのになと思ったのでした。いや、これじゃ500人(人口の三分の一)の会員を集めても経営は厳しいか…。


困りゴトやニーズは確実にあるけど収益性は低い地方での小商いモデルってたくさんあると思います。

西粟倉で言えばランチする場所が圧倒的に少ない…!カレー屋さんやラーメン屋が欲しい。野菜たっぷり朝ごはん屋さんも欲しい!

食っていけるためにはどんなモデルだと良いのでしょうか。小商いが成り立つには何が必要なんだろうと考える平日の昼下がりでした。

ちなみに宣伝になってしまうのですが、こんな面白い地方社会実験プログラムがあるんですよ。西粟倉で小商い=ナリワイづくりにチャレンジしてみませんか?

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