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わたしにとってのコーヒーの役割
5年ぶりに尊敬する大好きな先輩とランチ。
先輩が「この状況エモいよね?エモいっていう状況だよね?ところで、エモいって使い方合ってる?」って笑って冗談を言ってくれて、その状況がエモすぎて笑いながら泣きました。
ランチの締めくくりは、5年前と変わらずホットコーヒー。「コーヒーよく飲んだよね」と言いながら、思い出話に花が咲きました。
あの頃、先輩とわたしのいた部署は忙しくて忙しくて、ランチタイム終了間際の滑り込みで食事する時もよくあったし、いっつも一緒に残業してたし、箱根駅伝を観ながら作業したこともあったし…。気分転換にコーヒーを飲んで、一息ついて冗談を言い合って乗り越えてきました。
先輩は先輩でありながら憧れの人でもあり、姉のようでもあり、一緒に大きな仕事を乗り切ってきた分かり合える人でもあります。
懐かしく楽しい時間も束の間。
互いに用事を控えていたので、泣く泣く先輩と別れました。本当はすぐに戻らないといけないのだけど、なんだかんだ帰りたくなくて。ガツンとコーヒーに喝を入れてもらわないと現実に戻れそうにありません。
だから今は、優しい笑顔のお姉さんが淹れてくれたハンドドリップコーヒーをいただいています。エモい状態から、切り替えられた気がするよ。
ありがとう、コーヒー。
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