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戻ってしまうのにやる意味はなんですか?

タイトルにある質問、
ここ最近よく聞かれるのでインスタでフィード投稿しようかな、
でも長くなるな、
端折ったら私の意図通りに伝わらないかもしれないしな、
なんて思ってだいぶ絶ってしまって
やっとここ(notte)に落ち着きました。

話を戻します。

施術をしていて
「でも体は元に戻ってしまう」という話をすると
「戻ってしまうのに(施術を)やる意味ってなんですか?」
とよく聞かれます。

なので、あくまで私が思っていることをお話します。

現在地を知る

体や心の状態を今より良くしたい。
その為には、今の状態を知ることが必要。

例えが
どこか痛い?
疲れはどう?
食欲はある?
と、自分を確認していく。

そうしたら
「実は疲れていた」
「ちょっと頑張りすぎてたなぁ」
「肩が凝ってたけれど、しょうがないかってごまかしてた」
と気づく。

自分の体のことは、
わかっているようで
当たり前すぎで気づかないことがたくさんある。

「気づく」「知る」は
よくなる(理想に近づく)ためのスタート。

最初はこまめに

プロの手を借りて体を状態を整えても
体はすぐに戻りたくなる(そこがベストだからなわけではなく)。

なので
「ここが楽だよ~」
「この状態があなたのニュートラルな状態だよ~」
と教えてあげる。

最初はすぐに戻っちゃうけれど、
だんだん楽な状態を保てる時間が増えてくる。
体がそっちが楽なんだって覚える。

だって体の持ち主が「気づいて」「意識」するようになってるしね。

戻っちゃうけれど、また整える。

それを繰り返していると、
「あ、ちょっと疲れてきたな」
「無理してるな」
「あれ、バランス崩れてきたかも」
なんて違和感に気づきやすくなる。

小さな違和感に気づくことは
心身が大きくぶれないためにとてもとても大切なこと。

その為にも「自分のニュートラルな状態」を
知っていることが大切
だし、
最初はこまめにケアしてあげることが大切。

ずっと続くわけじゃないから、
ぐっと頑張るところ。

ゴールはちゃんとある

スタートがあるということは
ゴールもちゃんとある。

ずっと私のメンテナンスが必要な状態を作るつもりはありません。
(それは私のやってることが意味がないということでもあるよね…)

「戻ってしまうのにやる意味はなんですか?」
と質問してくる人の真意の中には
「ずっと通い続けなければならないは嫌だし難しい」
が隠れていると、私は思ってる。

セッションで関わらせていただく中で、
単に施術をするだけではなく
体の使い方、ゆるみ方のコツやポイントなど
セルフケアの方法をお伝えしていきますし、
マインドセットや食生活のアドバイスなど
必要なものは何でもお伝えしていきます。

私が目指すゴールは
私が関わらなくても、クライアントさんが
自分で調整できるようになり、

小さなズレやしんどさで自分の進む道を選ぶことを
迷ったり諦めたりすることなく、
自分の気持ちに素直に人生を選択し進んでいく

その土台を作ること。

戻ってまた整える、
人間だから歪んだり、疲れたり、
いろいろあるから
それはある程度は必要だけれど

大きく崩れないことと
あと、人の手を借りる借りないは選べるよ。
そこに行きたい人のための
「やる意味」かなって思う。

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