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3月13日 公演のおしまい

21:07
こんばんは。前田隆成です。
本日は阪和線熊取駅から大阪駅まで向かう道中に書いております。ヨドバシの駅前夜行バスターミナルで今晩東京へ向かいます。

何度も何度も経験してるのですが、今回は家を出る前からずっと「寂しさ」が胸に込み上げておます。

昨日はキャストの3人とお会いして感謝をお伝えしました。今日は学校のホールに舞台荷物を引き上げに伺いました。スタッフのみんなにも会えました。
ホールの中のバラし終えた舞台を見て「終わったんだなぁ」としみじみ。

公演後の『ぬけがら』感は昨日会ったキャストもスタッフさんもそれぞれが持っているようで。いつも私だけ取り残されるような気持ちを、みんな持っていた。なんだか嬉しくて。でもやっぱり「おしまい」の余韻が大きな波のようです。

学校には卒業があるし。公演にも終わりがある。
日々は進むし、次に踏み出さないといけない。
数年前の孤独と寂しさは今はみんなと持てる。
強がってた個の強さ。天才への渇望とカリスマ。
ずっと認めたくなかった。自分の才能のお話。

速く行くならひとりで、遠くへ行くならみんなで。

教えていただいた言葉です。

演劇はみんなで作る芸術なのにね。
わかってなかったんです。ずっと。
今回の公演で改めて。みんなと一緒に遠くへ行きないなと思ったんです。これまでたくさん傷つけてきた私が今更と思われても仕方ないのですが、今回繋いでくれたご縁からまたやり直せたらと。

私の寂しさは続ける限り一生もので。毎回お別れするのが寂しいわねって言える舞台をこれかも続けていきたいですね。

今年からまた数年は年に1本の本公演のスタイルに戻そうかと話しました。私は俳優として活動して、他で学んだ事を、ゆっくりと舞台に乗せていきます。

文章にして少し落ち着きました。
noteの更新続けてよかったです。
ではこれから夜行バスに乗ります。
東京での生活を明日からは更新します。
お楽しみにお待ちくださいまし。

21:36 前田隆成

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