見出し画像

【生活と読書】10/6(金) なにもかもすぐに忘れてしまう

10月6日(金)快晴・夜は少し肌寒い


10月1週目の週末が近づいてきている。気がついたら10月が終わっているパターンになりそうで今からこわい。

昨日は子どもの前期終了日だったので通知表を持ち帰ってきてた。「仲良しの友人たちは「よい」がたくさんあってさ、みんなすごいよ!」と渡された通知表に「よい」の数がとても少なくて、ガッカリした気持ちになってしまった。
「よい」が少ない原因で考えられるのは、字の汚さとめんどくさがりなのでは、と推測している。とにかく字が汚くて書いた本人も読めない時があるくらい。饒舌だけど文字に書き起こすことを面倒がるので記述が壊滅的。
後期はこのあたりを訓練せねばな、と夫と話し合う。

子どもが生まれた時は、ただただ健康で楽しく日々を過ごしてほしい、とだけ思っていたけれど、学齢期になるとやっぱり気になる学力評価。己の俗人ぶりに自分で呆れつつ、でもやっぱり学力はつけてもらいたい。

夜は子どもの希望で近所のスーパー銭湯へ。夫子と別れひとり女風呂に入りながらぼんやりと考え事をする。
ひとりで長距離運転している時とか、大きなお風呂に入っている時とか、ものすごく思考が冴えている感があって、今すぐにメモを取りたい、記録したい、っていつも思う。その瞬間が通り過ぎたら忘れちゃうから。

ぬるめの炭酸泉に浸かりながら、そういえばわたしは公衆浴場が嫌いだったな、と思い出す。潔癖と自意識過剰を拗らせていた若い頃は、誰かと一緒に風呂に入るなんて絶対に無理って思っていたし、実際友達から温泉に誘われても理由をつけて断っていた。
いつから温泉に行けるようになったんだっけ?

風呂上がり、夫子と合流した後に飲むビールで整ったからね、冴えてたわたしのことを忘れちゃったけれどいいことにしよう。

あ。10月は頑張って毎日日記を投稿しようかなー、と目論んでる。
できるかな、じゃなくて「やるんだよ」。


今日の1冊
『ともだちは海のにおい』(工藤直子 長新太 理論社)
泣くたびに流れた塩からい涙が海となり、涙の海に生まれ育った泳ぐ者たちを包んでくれている。
その海で暮らすくじらといるかの友情の物語。
工藤直子さんの詩と文章に長新太さんの挿絵が優しく寄り添っていて、本当にステキな1冊。

さびしいくらいしずかだと、コドクがすきなぼくでも、だれかとビールを飲みたくなる

『ともだちは海のにおい』16ページ

児童書だけど大人におすすめしたい。秋の夜長、ベランダでビールを飲みながら読んでほしいな。


いただいたサポートが書く力になります!