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秋の観葉植物のお世話のポイント

こんにちは。ガーデンプランナーのhacoです。台風が過ぎ去り、ようやく日中の気温が30度を超えない日が続きました。
今日は秋の観葉植物のお話です。

暑い夏を越した観葉植物

室内にあった観葉植物、どのような様子でしたでしょうか。花を咲かせましたか?新しい葉を出しましたか?はたまた葉っぱを落としたものもあったでしょうか。

エアコンを一日中つけたままにするお宅、室内に人がいる時間だけエアコンをつけるお宅で、室内の状況は随分と変わります。
この2つの環境による観葉植物の夏から秋への変化を見て見ましょう。

エアコンが24時間ついているお宅

エアコンが24時間ついているお宅では、基本的に室内の温度が安定していますが、状況によっては非常に空気が乾燥した状態になっており、空気の滞留がある(風通しが悪い)場合は、病気が発生しやすくなっていることもあります。

エアコンをつけない時期になってから、夏の間潜んでいた病害虫が繁殖したり拡大することがあります。
できれば、葉っぱの裏表をしっかりと水で洗い流してあげることが重要です。

↓反響が大きかった記事です(笑)
家の中の植物の葉っぱを綺麗にするなら、一度お風呂で洗うのもおすすめです。

また、次の見出しでも書くように、肥料をあげてもいい時期です。

夏の室内の寒暖差が激しかった場合

夏の間、エアコンをつけない時間があったお宅の観葉植物は、1日で35度以上の時間があったりエアコンをつけて25度くらいになったりと、1日で10度ほどの温度差を感じることもあるのです。

そのような状態では、観葉植物にも負担がかかっています。
我が家の観葉植物は、種類にもよっては、春の頃に比べて新しい葉を出さなくなって小休止状態のものが多くありました。
過酷な状態をどうにか耐えようとしていたのでしょう。

秋にはエアコンをつけなくても過ごせるようになるので、夏の時期に比べて安定した環境になるのでホッとすることでしょう。
そして、ようやく新しい葉を出そうとします。しかし、夏の暑さを耐えることにエネルギーを消耗したのちの、新しい葉を出そうとすることは、多くの肥料を必要とします。

一番暑い時期の肥料は厳禁ですが(これも種類によります。)秋になると夏の疲れを一新するためにも、肥料を与えてあげましょう。
その場合、即効性のある液体肥料でも大丈夫です。観葉植物用の肥料を基底の範囲内であげてください。

観葉植物の植え替えの適期

秋でも20度を下回ると、基本的には観葉植物の植え替えはお勧めしません。できれば、それまでに観葉植物の植え替えをおこなってくださいね。

<植え替えが必要な植物>
①水をたっぷりあげても、すぐに欲しがるようになった。
⇨土の劣化による保水力の低下、根っこがいっぱいで水を貯めるスペースがないことが理由です。
②葉っぱの色が悪くなった
⇨根詰まりや、栄養不足によって葉色が悪くなります。
③葉に張りがない。新しい葉が出ない。
⇨葉に張りがなく、極端に新しい葉が出ない場合には、根腐れも考えられます。根腐れした場合には、腐った根っこを取り除く必要があります。
④2〜3年植え替えを行なっていない
⇨長い間植え替えを行なっていない植物は、今は調子が良くてもいづれ①〜③の症状が出やすくなります。症状が出る前の植え替えもお勧めです。

↓植え替えの方法を詳しく書いていますので、そちらを参考になさってください。

まとめー小さな変化に気づく

毎日目の入る場所にある観葉植物です。
生活の中のインテリアの一部になってしまいがちですが、よくよく注意をして見ていると、四季の変化に合わせてさまさまな様子の変化を見せてくれます。病害虫もそうやって注意深く見ていれば、早めに対処することができますしね。

今年はなぜか、我が家のエバーフレッシュはいくつも花を咲かせました。
とても元気な株だとは思うのですが、いつもの年よりはるかにたくさんの花を咲かせたことが少し気になっているのです。
今年はそのエバーフレッシュを含め、我が家でも2メートルを超える観葉植物は植え替えを計画しているので、根っこの様子も注意深く観察してみようと思います。

さて、明日から3連休のところも多いのでは。
この機会に、観葉植物の様子も観察してみても良いかもしれませんね。
では、今日はここまで。
最後まで読んでくださりありがとうございました。



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