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他者のクレジットカードを複製することは実はとても簡単である!

海外動画の「Credit card cloning is too easy!」の日本語翻訳化を行いました。是非、英語での動画視聴が面倒な際に参照ください。

動画の日本語訳を読んで、知識を広げ、安全なコンピューター利用を心がけましょう。ぜひ、友達や家族にも教えてあげてくださいね。

「クレジットカードのクローン作成は簡単すぎる!」


1.必要な機材


クレジットカードの不正利用は、私たちが想像する以上に簡単に行われています。例えば、レストランで食事を楽しんでいるとき、クレジットカードを店員に渡すことが一般的ですが、その一瞬のうちにカード情報が盗まれ、複製されることがあります。実際に筆者も、イギリスから南アフリカへ旅行中に、クレジットカード情報が盗まれ、スクーターやテレビなど、多くの商品が自分のクレジットカードでオンラインで購入される被害に遭いました。

クレジットカードやデビットカードなどの情報を守るためには、カードを第三者に渡さないことが重要です。筆者は、Amazonで購入できるカードスキミング機器※1を使って、クレジットカード情報の複製がどれほど簡単に行われるかを実演しました。この機器は、約85ドル(=1万円程度)で購入でき、複数の空白カードが付属しています。機器を使用するには、インターネットに接続されていない古いパソコンを使い、実際のネットワークとは隔絶した状態で操作します。

まず、機器にカードを通すと、カード情報がすぐに読み取られます。筆者は、瞬く間に自分のクレジットカードを3枚複製しました。さらに、小型のカードリーダーとライターも紹介しました。小型のカードスキミング機器(=MSR X6)※2という機器は、非常に小さく、Bluetooth対応のバージョンもあります。これにより、コンピューターを使用せず、携帯電話で操作できます。


2.クレジットカードのクローン手順(悪用厳禁)


次に、空白のカードに、より一般的なデザインのクレジットカードに似せて情報を書き込みました。ただし、実際の店舗で使う場合は、カードの色や数字のエンボス加工などが問題になることがあります。

さらに、複数のカード情報を一度にファイルに保存し、後で空白カードに書き込むこともできました。筆者は、ショッピングカード(=ポイントカード)航空会社のマイレージカードなどなど、さまざまなカードの情報をファイルに保存し、その後、それらの情報を空白カードに書き込むことができました。これにより、わずか数秒で5枚のカードを複製することができました。


3.クレジットカードのクローン犯罪から身を守るには


こうしたリスクからカード情報を守るために、チップと暗証番号(PIN)を利用したカードが普及していますが、セキュリティ対策が進むにつれて、不正利用を行う人たちも新たな手口を開発しています。例えば、近年注目されているRFID技術も、一部のデバイスではセキュリティ上の問題が指摘されています。

このような事例を踏まえて、クレジットカードや他のカード類を取り扱う際には、十分注意が必要です。第三者にカード情報を渡さないようにし、できるだけカードを見失わないようにしましょう。

最後に、筆者が紹介した小型のカードリーダー・ライター※2についても触れておきます。この小型の機器は、さらに持ち運びやすく、Bluetooth対応のバージョンでは携帯電話で操作できます。筆者は、この機器を使用して、短時間で複数のカードを複製することができました。


あとがき


このようなデバイスを使ってカード情報を不正利用することは犯罪行為です。この記事で紹介した内容は教育目的のみであり、実際には行わないでください。

クレジットカードやその他のカード類の情報を守るために、注意を払い、セキュリティ対策を万全にしましょう。カード情報の盗難や不正利用は、私たちが考える以上に簡単に行われており、その被害は深刻です。カード情報を大切に扱い、安全な取引を心がけましょう。

※1 Degtun-Windows互換の磁気カードリーダーhttps://ja.aliexpress.com/item/33013706872.html

※2 MSR X6 スワイプカードリーダー ライター 3トラック USB Bluetoothなし MSR206 MSR605X MSR606対応


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