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【生きろ新卒】期日までに目上の人から返答がもらえない時の地獄のくぐり抜け方

返事が来ない理由は以下の2つが考えられます
1. 物理的に連絡を見れない(突然の交通事故、子供の体調不良など)
2. 要はナメてる(優先度上がってない)

必ずこのどちらかであり、1であることが確認できなかった場合、いかに2を解決するかという点で取り組みます。「ナメてる」に特別な意味はなく、あなたが仕事は残業してでもやるのに、家族からの依頼を後回しにしているのと同じです。

論外

そのまま翌日を迎え、誰かに「そういえばあれどうなった?」と突っ込まれ、「xxさんから返事がもらえてないのでまだです」みたいなこと言う。

真面目で責任感の強い人がやりがちな対応順序

  1. 鬼のリマインド

  2. 祈る

  3. 先輩に相談

  4. 先輩からリマインドしてもらう

  5. 祈る

  6. etc…

結論これはよくないです。
あなたにとってのデメリット:ドキドキが止まらない、イライラする
会社にとってのデメリット:これが横行すると上層部が「大事なことはリマインドしてもらえるな」という赤ちゃんみたいな甘えに陥り、社内のコミュニケーションコストが上がる。社内で営業はじまる。「気づかぬなら、気づくまで鳴こう俺ホトトギス」←地獄

行うべき対応順序

  1. 1~2回リマインドする(さすがにね。)

  2. 返答がない場合の社にとってのデメリットを教えてあげる
    ❌ 今日の18時までに返事もらえないと私がクライアントに怒られるので困ります!!!!
    ⭕ 今日の18時を過ぎてしまう場合、社内のxxが確定しないため失注するか、売上が来月に後ろ倒しになります cc@売上責任者
    ※言い方は工夫してねさすがに。みんな人間なので、喧嘩腰で伝えると別問題に発展します

  3. 返答がない場合の"プランB"を「困る人」に合意取る

2.返答がない場合の社にとってのデメリットを教えてあげる

大事なのは、2で必ず「困る人を巻き込む」ことです。返事がもらえなかった自分が力不足だと落ち込んだり「自分の責任です!」とかいって悦に浸るのは自由なんですが、最終的に損を被るのは、給料の下がらないあなたではなく、会社です。プロとして、その事態を回避しましょう(その方が結局評価もあがります)。

さて、
その期日を過ぎてモノゴトが遅延して「困る人」、言い換えれば"ケツモチ"は誰なのかを突き止めてください。
「困る人」 = 返事をよこさない本人 ならばシンプルで、そのまま「ここをすぎるとこうなっちゃいますよ」と伝えてあげればOK。あとは本人が判断します。

「困る人」 = 返事をよこさない本人 ではない場合(例:A部長からプロジェクトを頼まれており、期日までに提出するためにはB先輩に今日中にアウトプットをもらわないといけないがB先輩から返事がない)は、「困る人」(例:A部長)にもその状況を知らせます。
※言い方は工夫してねさすがに(ry

これをやらないと、B先輩は「別にxxが受注しようが失注しようが自分の給料変わらんし」と判断できてしまうからです。でもA部長に知らせることでA部長からも(本当にその期日が大事なら)援護射撃してもらえます。課題は「新卒ゆえに、ナメられている」ことなので、より立場の強い人からの援護射撃は有効です。

3. 返答がない場合の"プランB"を「困る人」に合意取る

それでも返事が無いもんはないかもしれない。でもあなたにはそれをやりきる責任があります。もっと早く動いておけばよかったとか、もっと余裕持った期日を先輩に切っておけばよかったとかの反省はぜひ次回に生かしてください。さて、今どうするかです。
だいたい選択肢は2つです

  1. 他の手段で実現する

  2. スケジュールを後ろ倒す

「スケジュールを動かす場合こういうスケジュールに引き直す。スケジュール変えない場合、このやり方なら私でなんとかできる」 というふうに1と2を両方とも「困る人」にあててみます。なぜ両方かというと、まだ業務経験の少ないあなたが想像する「他の手段」が甘い可能性があるためです。
※このような状況に陥ったのはあなたの責任である可能性が高いので、もし責任を感じているのであれば「このような状況になってしまって申し訳ない」旨はここで伝えるとなめらかです。

ここで「困る人」は、遅らせるか、あなたの考えた最善の代替手段か、もしくは自分で何か別の方法を考えるかします。少なくともあなたがプロとしてやるべきことは全てやったので、祈ったりやむを得ず鬼リマインドするならこのあとにやりましょう。

全てが終わったら

本当にお疲れ様でした。きっとぼんやり気づいてるかもしれませんが、この事態に陥ってしまった時点でその手前にいくつか準備不足・想定不足があった可能性が高いです。もうこの記事を二度と読まなくていいように、次回はもっと手前の段階からどうするかを改善してみてください。生きろ新卒。

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