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ギリギリ嘘じゃない話 真夏の土下座

ドリルです。

僕の幼なじみのかなり天然(パーマ)なヤマンが、高校生の夏休みの時に体験した話しです。



太陽が照りつけ アスファルトから陽炎が見えるほど暑い日、半袖に短パンという出で立ちでバイト帰りのヤマンは、チャリンコに乗りながら覚えたてのタバコをふかしていた。


すると、目の前に狭い道にも関わらず堂々と駐車違反しているベンツが止まっていた。

高校デビューで覚えたてのタバコを 咥えていた ヤマンは、強くなったような気持ちになり 世直しでもするかの様にその タバコを『ジュッ!』っとベンツに押し付け 、そのままクールに毎週水曜日のお決まりのコース、コンビニへ立ち読みをしにご機嫌に向かった。


ヤマンの大好きなヤンキー漫画を立ち読みしていると、急にグッと首が締まるような感覚になり そのまま襟首を持ち上げられて何者かにコンビニの駐車場へ連れ出されてしまった!


明らかに見た目が ヤバそうなお兄さんだったが、ヤマンは、全く見覚えが ない……何が起こったか解らず必死に周りから情報を探すがわからな………いや!一つだけ見覚えのある物がある!!



『ベンツだ!!!!』




どうやら、ヤマンが 『ジュッ』っとしたベンツには しっかり ヤバめなお兄さんが乗っていたのだ。

『殺される!!』と、本能的に思ったヤマンに、


「どうすんねん?」


とお兄さん。

何も言えないヤマンに救いの女神が現れた!!

お兄さんの彼女が、


「もう、許してあげたら?」


と言ってくれた!


「許せるわけないやろ!」


と、お兄さん!


「じゃあさ………土下座でいいんじゃない?」



『えっ……?なになに?サンダルのゴムが溶けるんちゃうかってほど カンカンに熱せられたアスファルトの上で土下座ですか?』


「せやな…まぁ、いいやろ…ほな、土下座せぇや!!」


もう、ヤマンには、焼き土下座一択しか無い。

ボコボコにされるよりはマシだと決意し屈辱的だが(自分が悪いんですが)地面に膝を突き、手を突き、ゆっくりと ひたいを灼熱のアスファルトにグッとつけ、




「申し訳ございませんでした!」



と、素晴らしい土下座を見せつけたのです!!



「二度とすんなよ!!」



と、言い放ち お兄さんと悪魔のような彼女は、去っていってくれた。


膝と手の平と額が真っ赤っ赤になったヤマンは、立ち上がり………


『人間 真剣に謝ったら伝わるんやなぁ。』



と、思ったらしいです。



この話の本当度80%

実際 焼き土下座は、見てないですが、一発で許してくれたという事は、素晴らしかったんだと思います。


後、車に『ジュッ!』ってしちゃダメ!!絶対っ!!




サポートとは?・・・データマイニングの際の、相関分析の指標のひとつで、ある関連購買における支持率を表す。たとえば砂糖について卵の関連購買でサポートが20%の場合、砂糖と卵を一緒に購入する顧客が顧客全体の20%という意味である。 要するに心から嬉しいということでです!