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ゴミ屋敷脱出計画『完了』。

ドリルです。


遂に ゴミ屋敷からの脱出が 成功しました!


これまでの経緯はこちらです⤵︎


会社からダンプを借りてきて一気に積み込み 引っ越しは 1日で終わりました。


引っ越し業者には 頼まず コジヤンとヤマンそして ジンジン達が 手伝ってくれて 無事 新居に 引っ越しする事ができました。






そして、遂に 母が退院して 我が家に 帰ってくる事になりました!








「あぁ…凄いやんか ドリル!立派な家やん!」



「そやろ?だいぶ無理したけどな(笑) 

それと、1階は ちゃんと和室にしといたで!お母さんトイレ 近いから和室の直ぐ横にトイレ付けといたし、トイレ したくて 夜中 目が覚めても大丈夫やろ?」



「ハハハッ、そやな お母ちゃん 1時間に一回くらいトイレいくからな。それは ありがたいわ。」



「ほんで、階段の所にも 手すりつけたよ!手摺なかったら 階段 登るのもキツいもんな。まぁ、手摺りあっても階段登るのは キツいか?」



「何言うてんの!もう 大丈夫やで!なんやったら ダンス踊ろうか?アンタより上手く踊れるで!」



「ホンマかいな!ほな 踊ってよ!!多分見るに耐えへんやろうけど。

あぁ、それともう 1つ大切な報告があるねん。」



「えっ?なによ?」



「うん……僕 ゆみちゃんと結婚するわ!」




「あぁ、ゆみちゃん?いつも一緒に来てくれてたやんか。今更 やで。ええか、ドリル……ゆみちゃんを大切にするんやで。

しんどい時も あるやろうし 腹立つ時とかもある…そやけど それでも大切にし続けるんや。結婚なんか 最初の一歩や。最初の一歩は もちろん大事やけど そこから歩き続けるのが もっと大事で それがどれだけ大変か……離婚してる お母ちゃんが言うから説得力あるやろ?」



「そやな、大切にするわ。ずっと……。



「ドリル……。」



「ん?なに?」




「アンタ………幸せそうやな。」


この話の本当度 20%

本当は 母は 僕の家を 一度も見ることなく病院のベッドの上で全身 管だらけの状態で息を引き取りました。


最期は 動く事も話す事もできずに ただただ息をしているという状態でしたが それでも、子供達のわがままで少しでも 生きているという状態……息をしてて欲しいと願い 母に「頑張って」と言い続けました。


今 思えば 残酷な言葉だったと思います。


本当に 母の事を思うなら 早く楽にしてあげるべきだったのかもしれません。

でも、なぜか そんな事は できませんでした。母の事を想っていると思っていたのに 結局は 自分の事しか考えていませんでした。


母の死 という現実を何とか先延ばしにしたかっただけなのかもしれません。


………っと今 気付いたらとんでもなく 暗くなってました!


なんということでしょう!


ハチロウとドリルは アナタに クスリと笑えるに なればと想い書いていたのに 失礼しました。


今回は オカンやったら こういう風に言うたやろうな……という頭の中のオカンの話でした。


結局 一階の和室も階段の手すりも 母が使う事は なかったですが、まぁ 僕達が 歳取ったら使うと思います。


家の間取りと みんなが手伝ってくれて引っ越し出来たのは 本当です。



おわり。


サポートとは?・・・データマイニングの際の、相関分析の指標のひとつで、ある関連購買における支持率を表す。たとえば砂糖について卵の関連購買でサポートが20%の場合、砂糖と卵を一緒に購入する顧客が顧客全体の20%という意味である。 要するに心から嬉しいということでです!