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乳と蜜の流れる食卓①乳:蜜の割合は?

ヨーグルトとはちみつ、「おいしい食べ方」を極めたい理由

コロナ禍で学校給食がなくなり、牛乳が全国的に生産過剰になったとのこと。そこで外出自粛期間中にネットで見つけた「島根の牛さん応援セット」を注文。島根産の牛乳と乳製品をとてもおいしくいただいた。
普段は意識しなかったけど、牛って北海道だけではなく全国各地で飼われている。牛乳はどの地域でも生産されているのだと、あらためてわかった。
そういえば、はちみつも全国どこでも採れる食べ物。
四季折々の花が咲き、豊かな川に育まれた日本は、まさに旧約聖書に出てくる約束された豊穣の地「乳と蜜の流れる場所」と同じではないか!
毎朝、健康にいいからという理由だけで食べている「ヨーグルト&はちみつ」。もっと感謝して食べなければいけないのでは?
たんぱく質と炭水化物がほどよくとれるシンプルなこの組み合わせの中に
もっともっとおいしさを極められるのでは?
そこで、宣言!
ヨーグルトとはちみつ、おいしい食べ方を極めたいと思います。

市販のはちみつ入りヨーグルトは?

ヨーグルトとはちみつはどの比率で入れればおいしいのか。甘さの好みもありますが、まずは市販の「小岩井無添加ヨーグルトオレンジはちみつ入り」で検証してみよう。

まずは、試食。
「案外あま~い」
食べた後にはちみつ独特の味が残りますが、国産のミカンハチミツとは少し違う。クリが混じった百花蜜の後味の感じも。日本人が好む淡白系のはちみつを使っていないことは確かだ。
では分量はどれぐらいが最適なのか?

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裏の栄養成分表示を見ると、商品100gあたりの炭水化物は11.7g。
プレーンヨーグルト100あたりの主成分(五訂日本食品成分表)は、「水分87.7g たんぱく質3.6g 脂質3.0g 炭水化物4.9」
ヨーグルトの中の炭水化物は乳糖のことなので、11.7−4.9=6.8gがはちみつの中に含まれるおよそ80%の炭水化物にあたる。
よってこの商品に含まれるはちみつは、
おそらくヨーグルト100gあたり約8.5g、つまり小さじ1杯強
が入っていることになる。
では、ちょっと甘めだが、この割合を参考にいろいろ検証していこう。

「乳対蜜」の割合は

まず最初に、ヨーグルト。話の流れで、「小岩井生乳100%ヨーグルト」を使ってみる。砂糖など無添加のプレーンヨーグルトだ。
そして、はちみつは国産のものを使う。私の場合、養蜂家から直接買ったりもらったりしたものを使うので、スーパーで売っているポリパックに入っているものや加熱処理した外国産のはちみつよりも若干水分量が多い。その分、甘みは少なく感じるかもしれないが、花の香りを感じられる。国産はちみつで味の違いを存分に楽しみたい。

いろんなはちみつを試す前に、基準となる分量を決めておこう。
市販の食べきりサイズのヨーグルトにあわせて50gで実験。
「小岩井のはちみつ入りヨーグルト」の割合を参考に、
ヨーグルト50gプラスはちみつ4gでトライしてみると・・・
甘みはあっさり。ただし、両者すべてを混ぜてしまうと、せっかくのはちみつの風味があまり感じられなかった。

ヨーグルトとはちみつ、最初に混ぜてはだめだ・・・

そこで、ヨーグルトの上にはちみつをトッピング。
そして混ぜながら、ヨーグルト味とはちみつ味を交互に感じながら食すとはちみつの風味がしっかり感じられることがわかった。
さらにはちみつはさらにたっぷりめの7g~10gでもいい。
ヨーグルトの酸味とはちみつの甘みのコントラストが十分楽しめる。
 結論:・はちみつとヨーグルトは混ぜずに、まずはトッピング
    ・ヨーグルト:はちみつは、10:0.8~2がベスト。  
   (大さじ2杯のヨーグルトに、小さじ1.5~2杯のはちみつ)

次回からはヨーグルトに合うはちみつの種類を探していきたい。







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