RAINMAKERとT‘
洋服の世界は濃縮されてるなってお話しです。
Tさん(西山さん)とRAINMAKERさん(鉄平さん)
未だにオシャレはわかりませんが、10年以上前くらいかな。独立した頃に営業の勉強をしていた時にMBという人を知ったんです。
そのMBさんのメルマガからRAINMAKERさんを知りました。
MBさんとは、その頃の肩書きはファッションバイヤーだったと思います。
今は実業家?デザイナー?ブロガー?作家さん?とか色々されてて、メルマガはずっと購買して読んでます。
そのブログで何が面白かったって、ファッションを論理的に書いていて、「ドレスとカジュアルのバランス=7:3」って見た時は「なるほど〜」とすごくわかりやすく、ファッションにほんの少し興味がでましたが、30代中頃までは、ほぼユニクロで「その歳でユニクロは買わない」とかバカにされましたがw、MBさんの書いてる通りに、それこそファッションを知らないのでバカみたいに実行してましたw
ファッションって苦手で、苦手意識を持ったのが小学4-5年生の時。
末っ子だった僕は、ずっとお古を着ていて、初めて自分で服を買ったのが9歳前後くらいだった記憶。
今はないオークワの2階だったかな。エレベーターがなんとも言えない香りがするオークワw
母親に連れてもらって自分で選んだ服。
初めて自分で選んで買った服が嬉しくて嬉しくて、父親にも見せたくて仕事から帰ってきた父に見せたら「なんやその作業服みたいなの」と吐き捨てられ、心をザクっと斬られ全否定された感覚になり、それ以降その服は着ないし、服が嫌いになり、興味も持たなくなったw
ーーーここでちょっと余談ーーー
ちなみに父親は、なかなか人の心をグサグサ刺しにくる人で、僕が大人になって出張か何かで名古屋に行ったんです。
お土産にウイロウでも買おうと思い、そういえばあんこ好きだったなと思って、こし餡のウイロウを買って行ったんです。
で、父親に渡すと「ワシは粒あんしか食わん」と吐き捨てられ、本当に一口も食べなかったんですw
このクソジジイと腹で思いながらも、まぁこういう人やったな〜と思い、それ以降お土産は買わないようになりました。
あまり人のこういう気持ちを汲み取らない人で、子供の頃からそういうセリフをちょいちょい出してきた父親。
子供ながらに、父親という目で見る事が少なく、変なおっさんだなって感じで接してきた。
20歳くらいまで、自分の父親がどんな人かイマイチ知りませんでしたしw
心がガッツリ欠けてる父親なので、僕もそこそこ欠けてましたが、相方のあきちゃんに欠けてる部分を補修してくれてるので、なんとかやっていけてます。
ーーー余談終わりーーー
さてMBさんのメルマガ。
興味があれば購買してみてください。別にMBさん信者でもなければ、回し者でもありませんw
良いと思うものは紹介したい。
ファッション以外でも、人生相談とかビジネスとか色々書いてあって読み応えありますし、すごく学べるメルマガです。日曜日に配信されます。YouTubeもありますし、わかりやすいです。
で、話を戻すと
そのMBさんのメルマガに、ちょくちょくレインメーカーさんが出てくるんです。
ドウギパンツは買ったほうがいいって。
何度も言われると気になる。。。という事でお邪魔したレインメーカーさん
写真はインスタにあげてます。
そこで何に感動したかって、生地感とかデザインももちろんいいんですけど、何よりスタッフさんが本当に素敵な方で、色々アドバイスしてくれて楽しかった。
今履いてるものや着ているもの、普段どんな服装なのか、どんなアイテムを持っているのかを聞いてくれて、それで提案してくれるのが初めての経験で楽しかった。
すっかりレインメーカーさんのファン、、、というかスタッフの鉄平さんのファンですw
勝手に鉄平さんと呼んでいますw
今までの経験でセレクトショップに多いのが、他のブランドや他店をディスるとか、「ナノソレw」みたいにバカにしにくるスタッフさんや、ノルマがあるのか売り込みが激しいお店。
ファッションアレルギーの僕には、お店で買うとかハードルが高かったw
そんなのが一切ない鉄平さん。
素敵な接客で、ファンになりました。
自分の営業も、ちゃんとできてるかなーって心配になったり、学ぶことが多い場所でした。
少し話は変わり、先日ですが、レインメーカーさんに伺う前に、Tというブランドの展示会にも参加してきたんです。
招待されるってこんなに嬉しいんだなとw
デザイナーさんはインスタで知り合って、初めはフォトグラファーさんか、何かのデザイナーだと思ってましたが、洋服のデザイナーさんで、そのデザインのライン?シルエット?が綺麗なんです。
西山さんという方で、想像通りの本当に紳士的な人で話し方も柔らかく優しく、カッコいい大人だなと。
それにTシャツの素材がほんと気持ちいい。
シーアイランドコットン100%で、ほんともう素肌が喜ぶ気持ちよさ。
カシミアのようななめらかさと、高級感ある光沢で気持ちいい。
気持ち良すぎて、1枚購入させて頂きました。
本当におすすめのTシャツ。
もうTシャツはT‘さんでいいんじゃないかって思わされる感動さ。
洋服の奥深さ、幅広さに驚きです。
西山さんとのお話しも楽しく、芯は太く繊細で綺麗。
一つ一つが綺麗なんですよね。脱帽です。
世の中、あちこち行けば行くほど凄い人たちがたくさんいる。
最近では、フォロワー数や再生回数などが凄いって基準の一つかもですが、そんな表面上の数字ではなく(そうでない場合もある)、あの人が言ってたとか、あのインスタグラマーさんが、あのユーチューバーさんが〜とか、誰かに依存してるんじゃなく、自分という芯があって繊細で綺麗でカッコよくて強い人達。
アマン東京で世界で初めて洋服の展示会をしたり、イタリアで展示会をしたり、写真も綺麗で品がある。
なんというか、その感覚が本当に好きなんです。
話は変わるけど、空間デザインで僕が思う最高に大好きな人は杉山さん。
WHOLE DESIGNという会社。
変態的で最高にカッコいい、大好きな空間。
ここで少し建築の話に触れると.....
建築営業さんでのトークで、他社をディスったり、あれダメこれダメ、ウチのが良いんだっていう建築屋さんは、僕個人的にはあまりお勧めしません。
若かりし頃、僕もそういうトークをした事もありますが(悔しかっただけw)、他社をディスってまで営業するって、よほど自分の商品に自信がなく、他社を必要以上に怖がってるって事だと思う。
今のウチには他社には真似できない事もありますが、住宅というカテゴリーでは他社も同じように見えても、中身は全然違います。
デザイン性であったり性能や設計もですが、他にも他社と違う部分はたくさんあります。
自社の住宅がいいっていう自信はいいと思いますが、全てのお客さんが自社の住宅が合うとは限りません。
性能より、デザインを優先してる施主さんがいても、デザインよりも性能なんです!って押し付けたところで、施主さんはその会社を嫌になるだろうし。
温湿度やランニングコストだけが快適って事ではないですし。
自社の考え方を押し付けるのは、お客さんにとっては地獄です。
浅煎りコーヒーが美味しいんだー!って言っても、深煎り好きの人に無理に飲ませたところで、さらに嫌いになるでしょうw
ドメスティックブランドがいいんです!ってインポートブランドが好きな人に言っても響かないでしょう。
この例え合ってるかな?w
やっぱMacBookでしょっ、て言ってもWindowsが好きな人がいる。
人それぞれ違いますし、違うのが当たり前ですよね。
なので、答えは1つじゃない。
人の数だけ答えがあるんじゃないかな。
淹れ手の数だけコーヒーがあるように、
住む人の数だけ、その人の暮らしがあります。
自社の考えを押し付けず、他社をディスらない、その建築会社さんしかできない事はなんだろうか。
快適性なんて、ほんと人の数だけあります。
この多様化しすぎた時代、答えを求めすぎるのも少しどうかとも思うかなー。
上手く言えないけど、人の答えに依存するんじゃなくて、その人の答えを知った上で自分は、自分たちはどうするのか。
難しい事は分かりませんがw