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無職になろうと思った本当の理由

さて、無職です。
今日も無職です。
明日も無職です。
おそらく明後日も1週間後も無職です。
多分、半年後も無職かも?
一年後ぐらいはさすがに違うかもですが。

では、そもそもなぜ無職になろうと思ったのか?ですよね。
まぁ無職というよりは仕事を早く辞めたかったんですよね。
そう、早期リタイアですよ。
なぜ早期リタイアしたかったのか?ってのかって話ですよね。

それは一冊の本が影響しました。
橘玲さんの「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」です。
かなり売れた本なので見たことある人も多いのではないでしょうか?
初版は2002年で改訂版が2015年に出版されています。

自分が読んだのは30代の初めぐらいでしょうか?
ちょうど子供が産まれて生命保険を見直すタイミングでした。
それまでは会社に入った時に勧誘に来た保険のおばさんに勧められるままに入った生命保険に入ってました。
そして自分が入っている保険の中身を初めて知ることになって驚愕するのですが、保険の話はまた別の機会にでも。

そんなタイミングで「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」を読んで、またしても衝撃を受けました。

「世の中の仕組みで知らないことだらけじゃないか!」
「知らなくて損してることばかりじゃないか!」
「みんなこう言うこと知ってるの??」

もう頭の中は???だらけですよ。
そして目から鱗が3万枚ぐらい落ちたような記憶があります。
そしてその本の中で「PT」(Perpetual Traveler 永遠の旅行者)という考え方に感化を受けました。

PTを簡単に説明すると「4カ国ぐらいを三ヶ月単位で行き来して、どこの国にも税金を納めなくて済むようにする」
と言うものです。

もちろん、日本にいてもいいのですが、日本に住んでしまうと日本国に住民税や所得税を納めなくてはいけません。
国民の義務の一つ「納税の義務」ってやつですね。

有名人や起業に成功した人が日本を離れて海外に拠点を置く理由の一つには「日本に税金を納めたくない」ってのが少なからずあると思います。
日本よりも税金が安いとこに行きたい=自分の手元に残るお金を少しでも多くしたいってのは誰しも思うことです。
高額所得者(簡単に言うとお金持ち)になればなるほど、納める税金も多くなる日本なので、当然そう思いますよね。
自分もそう思いました。

しかし、そうするためにはまずは豊富な資産が必要です。
豊富な資産があれば、早く仕事を辞めて早く自由になれる!
そうだ!早期リタイアしたい!!

という単純な思い込みから早期リタイアを夢見るようになりました。
当時、ノートに「40歳でリタイアするには?」「50歳でリタイアするには?」「60歳でリタイアするには?」の3パターンのシミュレーションを書いてあるのをつい最近見つけました。
今、見直してみたらとてもとても拙い内容で、思わず微笑んでしまいました。

そういうわけで、一冊の本に感化されて早期リタイアをぼんやりと思い描くようになった30代でした。
まだ子供も生まれたばかりで本当にそうすることになるとは夢にも思っていなかったですけどね。

ではまた。


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