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暮らしと感情

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東京と離島で二拠点生活中の人間が、暮らしとその中で生まれる感情について近眼気味に綴るマガジンです。週に3度は更新予定。役に立つことは書きません。
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2022年10月の記事一覧

寒くてもあまり落ち込まずに暮らしたい、そのためにやること

寒い。ということは、悲しくなる季節がやってきたということだ。 一年のうち数ヶ月、とくにブルッと身体が震える頃、どうにも気分が落ち込むことはないだろうか。私の場合だと毎年10月、11月くらいに、その兆候が顔を出す。 それにしても、今年は早かったなあ。だって、急に10度以上気温が下がるんだもの。おかげで今日はまったく仕事にならず、夕方からはずっと布団にくるまっていた。心がさめざめと泣いているのがわかる。 布団に全身をうずめつつ、ううむ、と唸る。やっぱり毎年恒例のコレを完璧に

【雑記】役に立たないことをもにゃらもにゃら書く_20221019

「いいこと言おうとしない文章」をもっと書きたい気持ちになったので、noteで雑記をやってみる。日記じゃない、雑記。 ある友人は「はちこさんが自分らしくいられるのが一番だよ」というような言葉をかけてくれた。本当にそうだな。 含蓄ありそうなこと、役に立つことも言えなくもないんだけれど、それは自分が書かなくてもいいのでは???と最近ようやく思えるようになったわたし、とてもえらい。役に立つことは世の中に溢れかえりすぎてるのよ。 わたしが書きたいのは「自分の器(うつわ)が満たされ

【雑記】玉石混合の記録、記憶_221029

冠婚葬祭フルコンプの2ヶ月間だった。9月の半ばに祖父が亡くなり、10月の頭には自分の結婚式があった。誰がこんなこと想像しただろう、と言いたいけれど、実は不謹慎にも、結婚式の数ヶ月前に「もしも結婚式の直前で祖父母が死んだらどうしよう」と思った自分がいた。 私は祖父母にとっての初孫だ。二人を喜ばせたかったから、どうせするならと思って、少し無理をして早いタイミングで挙式することを決めた。祖父母のうちの一人でも欠けるというのは、自分にとって最悪で、だからこそ想像してしまうシナリオだ