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悩みがあるということは、幸せになりたいということだ。

私は今、悩んでいる。

今まで生きてきていろいろと悩んだりすることはあったけれど、いつだって悩みにぶち当たったら本気で悩んでいる。

社会人になって「引き寄せの法則」と出会ってからは、意識してポジティブなマインドを持つよう心掛け、ほぼ願った通りのことを叶えてきたと思う。

・自営業の開始(後に廃業)

・事務職への転職

・仕事で必要な資格取得(事務系と免許系の二種類)

・結婚(婚活をして、実際結婚するまで2年かかった。)

・在宅勤務が可能な職種への転職

え?かなり思い描いたもの手に入れてきてるじゃん。じゃあ次は一体何に悩んでいるの??と思うかもしれないが、悩んで行動して手に入れた「結婚生活」にとても悩んでいるのである。

現在、ガチで悩んでいること。

それは夫から自己肯定感をガリガリ削られることである。

以前婚活の際に読んだ「自分原因説」で、すべては自分が発しているエネルギーが時間をかけて返ってきているだけ、ということを認識してから、自分が考えたことが実現している、とは実感してきていた。

現在どのようなことでネガティブな感情になっているかと言うと、夫からの心無い言葉。

生活にかかわる固定費など、相談して決めたいことに対して

「それは俺には関係ない。」

「自分でもわかってるでしょ。何で俺に負担をかけようとしてるの。」

「俺は間違ったことを言ってない」

など、”俺にメリットがない”と突っぱねられる。かなり厳しい言い方だったため泣いてしまったのだが、それに対して

「俺が悪いみたいになるから、泣くな。感情的に話すな」

と言われる始末。これはかなり堪えた。

実際、ヒステリックな言い方をしてしまうときもあったのでそれは反省している。

しかし頑なに「俺は間違ったこと言ってない」「あなたがおかしい」と言われて責められた気持ちになって、カッとなってしまったのである。自己防衛が必要だと思うほどだった。現在はヒステリックな言い方にならないよう注意している。

というか、それからは感情にかなり蓋をするようになり、夫に対して変わってほしいこと(夜歯を磨いてほしいことや、コップを何日も使い続けないでほしいこと)も言わなくなった。

この感情に蓋をし、俺は間違ってない(≒お前が間違っている)と言われて我慢する生活は思った以上にストレスだったようで、夫に対する信頼度がどんどん下がっていった。

また、結婚を機に仕事を辞め、地元から離れて一緒に暮らし始めたため、新婚生活当初は専業主婦。そこから職業訓練を経て兼業主婦、と生活が変化してきた。これもすごいストレスだったんだと今なら思う。

コロナ流行と新しい仕事が重なってしまい、兼業主婦の今が一番しんどい。家事をするのも、楽しいことをするのも、在宅勤務も、慣れない仕事も、どんどん”無理してこなす”感じになっている。それについて弱音を漏らすと(もう少し家事を手伝ってほしい、とかだったと思う)、

「家事も仕事も頑張るって言ったのはあなたでしょ。」

「俺はきついからって生活費を払うのを休んだことはないし、無職の時も払ってたし、あなたに手伝ってもらったこともない。」

と、叱咤激励。うんうんそうだね、それはそう。正しい。

正しいことを主張しているだけだから、あなたは何も悪くないよね。うん。


いや書いてるだけでも思い出してつらいわぁ。


もう少し優しくしてよ、と言っても「俺は間違ったこと言ってない」の一点張りだし、悲しくなって泣こうものなら大きなため息をつかれる。確かに言っていることは間違ってない。そう言うと「俺が間違ってないことを認めるならそれでいい。」とのこと。

確かに仕事をやりたい、家事も頑張る。とは言ったさ。言ったけど、「夕食を、元気があるのに外食するなら自分のお金で払って。なんでサボってるのに生活費からお金出さないといけないの?」って…なんつーか、ほぼ毎日お弁当作って、夕食も一汁三菜を心掛けて、食費も抑えて頑張ってるんだから少しくらいねぎらいの言葉と行動があってもいいんじゃないの?って思ってしまう。(結局この日は私のお金で外食した。)

あとは、仕事を始めたばかりということもあり、子供は仕事に慣れたころから考えよう、妊活は就職して半年後からで、と話していた。

しかしだ。避妊をしてくれない。そのうえ具合が悪くて寝ていてもお構いなしに性欲をぶつけられたのである。このあたりはデリケートな問題なので割愛するが、話をした友人からは「それって端的に言うとDVでは」と言われてハッとしたくらい。

あとはツイッターで話題になっていた

「男は週に三回射精させれば浮気しない。40代以上は週一」

というツイートを私に共有してきて、暗にこの通りにしろ、と言ってきた。

最低週2で、生理だろうが具合が悪かろうが旦那様に奉仕しろ、というのが夫の主張。私の具合が悪かったり気乗りしなくても?それでいいの?と聞くと「それでいい(妻の気持ちは全く関係ない)」と言われて、ますます無理だなと思った。

こうして書いていると、なぜ一緒になったの?という疑問を投げかけられる気がするが、よいなと思った点もいくつかある。

自分の脳内整理のために書き出してみる。

①はっきり「付き合って」と言ってもらったので、決断力があると思った。

これは婚活している人あるあるの悩みだと思うけれど、決断力のある人と付き合わないと”結婚”までの道のりが長くなる。裏を返すと私が結婚することしか考えていなかったため、相手をよく見るという行動をおろそかにしていた。

また、付き合ってくださいと言われたときに”断る理由が特にない”という理由で付き合ってしまったことも私の反省点である。はっきり言って、私は焦っていた。

②自信があるように見えた。自分なりの「男らしさ」という軸を持っていた。

婚活界隈でよく話題にあがる”おごりおごられ問題”だが、私は基本的に男性に出してほしいタイプだ。これはもう、そう思っているのだから仕方ない。その代わりにお返しもするし、ちゃんとお礼もする。そういった面が、夫は付き合い当初はハッキリと「俺が払うよ」と行動してくれていたし、わかりやすくてありがたかった。

③お酒が飲めない。

結婚生活で問題になりうること、それはお酒問題である。私はほどほどに飲めるタイプ(ビール3杯以上飲むと二日酔いになる)なのだが、夫はほぼ飲めなかった。次の日に残ることもなかったが、あまり飲みの席に積極的でないところが、そういった面での散財の心配が無いので良いなぁと思った。

だが一度、ひどく酔っぱらっていて大声で下ネタを叫ばれたときは引いた。あの時は優しく接したが、今なら完全に無理である。

④女性経験が少ない。

出会ったとき、夫の発言だと20代半ばで童貞を卒業し、お付き合いした人数は私以外だと一人?とのことだった。私は”奥手できっかけが無いまま(趣味も登山とかだし)今まできたのかなぁ”とポジティブに捉えてしまっていた。甘かった。

友人に結婚生活の悩みを相談していた時、「旦那さん、好きという感情をうまく表現できてないだけかも。ちょっと幼稚だね。女性経験少ないでしょ?」とズバリなご指摘までいただいた。

女性経験が少なくても、優しくて誠実で相手のことを敬う行動ができる人はいる。と思うが、思春期から20代後半まで、女性とのおつきあい(友人でも恋人でも)が希薄だったということは、根本的な気遣いができないということだと、友人から言われて納得した。

⑤実家暮らしで、両親との仲が良い。

これも、一人暮らしは経験したうえで、現在実家暮らしであると聞いていたため(蓋を開けたら、一人暮らしは会社の寮生活でしかも半年にも満たない期間だったらしい。)共同生活ができる人で、生活能力もあるものだと思ってしまっていた。

私が一人暮らしをしていたので私の家に来るときはほぼ私が家事をしていたので(それが普通だと思うし問題なかった)、夫がほぼ家事をしたことが無いとは夢にも思わなかった。実際、実家の自分の部屋はキレイにしていたし、掃除もしていると聞いていた。

この実家暮らしで家族仲が良いというのは、家族仲が良いに越したことはないが、しっかりご両親の様子や親子の関係性も見ておくべきだったと反省した。


こうやって自分の思考を整理していったり、友人に話しを聞いてもらっていると、自分の反省点も見えてくる。

⑴結婚に焦るあまり、結婚生活まで考えれていなかった。

友人から「結婚が目的になったらダメだよ、失敗するよ」と言われていたが、目標を立てたら一直線の私である。うまく隠していたが、やはり結婚が目的になっていた。

⑵私が心から好きなのではなく、好きになってくれた人だからという理由で付き合った。

これは夫からしても「結婚を迫るくらい、俺のことが好きなんだ」という考えに至ったであろう。まぁいいか、で付き合った私が悪かった。心のどこかで”こんな風になんとなく始まって、それでうまくいっている夫婦もいるし”と思っていた。

いろいろと書き出したらすっきりしてきた。

本当は自分の気持ちに正直になれば、答えはわかっているのだ。

『過去と他人は変えられない』

性的DVともとれる行動、俺にメリットが無いからと却下される家事への協力要請。将来的に収入が増えるであろう資格への挑戦は「あなたのエゴでしょ」、仕事と家事で精いっぱいで子供を育てることが考えられないと言う私への「そのスペックが無いんやね」などの発言。

こんな考えを持っている夫を、これから先、親身になって他者への気遣いや考え方を伝えつつ、好きでい続けることができるだろうか?

今の時点で相当無理だと思っているし、協力して生活が無理だし、無自覚に悪気無く傷つけられる日々が続くのはまっぴらごめんだ。


悩んでいたのは、「せっかくご縁があったのに」「家族を巻き込んでいるのに」「生活ができてないわけじゃない」「もっとひどい家庭はたくさんあるのに」それなのに…離婚するの?

と、自分の気持ちを大事にしていなかったからだと気づいた。

「子供ができたら変わる」なんてのは信じるに値しない言葉というのは理解しているし、現に私の発言を大事にしてくれない夫に、これから先私の訴えを聞いてくれて変わってくれる確証なんてこれっぽっちも無いのだ。


期待するのは止めだ。今までの言動がすべて。無責任に仕事を辞めてくる。自分で言ったことを忘れて(これは誰にもあることなので仕方ないが)私を責めてくるところ、私の発言を軽んじるところ。

お付き合い段階では問題の無い部分、根っこの部分で、合わなかった。

一緒に生活していく自信を無くした。

私が協力的に献身的に世話をする義務は無い。

お互いいい大人なのだ。

一年半という短い期間だったが、その間でお願いして裏切られて。心無い言葉を浴びせられて。


…そこに、愛はあるんか?


・・・・名キャッチコピーだなぁ。


悩むのは、幸せになりたいということ。私は幸せになりたい。でも目指す幸せに夫が必要ない…むしろ邪魔ということが判明してしまった。

ただそれだけだ。


父に相談したら

「今はもう我慢することが美徳な時代でもない。離婚することが悪でもない。親からすると娘の幸せの方が大事だから、我慢せずに好きなようにしなさい。」

と言ってもらえた。


光が見えた感覚である。若い時は無鉄砲でどうしようもない父親だと思っていたけれど、こんなに頼りになる人だったんだな。ありがとう。ハゲって呼んでてごめん。


ということで、私の悩みを吐露するだけの日記になってしまったが、こうやって書き出すことでとてもすっきりした。

幸せに向かって、一歩踏み出していこうと思う。

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