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【公務員試験】 頻出質問 回答例集(随時更新)

1 なぜ公務員をめざしたか?(市役所を想定)

【解答例1】

 街づくりに対して、さまざまな角度、視点から関われることと自らの経験を活かすことができると考えたからです。わたしは子育て支援に取り組み、地元の人口維持や増加、若年層の市外への転出の減少を実現したいのですが、子育ては、文字通りの子育て支援のみならず、道路への歩道設置や医療体制、教育環境など多岐にわたっていることを知りました。そうした様々な分野から子育てを応援できる業務を行うことができるのは公務員しかないと知り、志望しました。

【解答例2】

 街の活性化に携わりたいと考え、これを実現するためには公務員の仕事に就くことが近道であることをしったため志望しました。〇〇商店街は現在シャッター通り化しつつあり、約〇%が現在店舗を開いていません。こうした商店街の活性化には、街の魅力を発する取り組み、地元コミュニティーの形成、街路整備などの都市計画、住む店を開いた後の生活の充実など様々な形で市役所によるバックアップが必要でこれらを一つの職場で関わることのできるのが公務員の仕事とわかり、志望しました。

【解説】

 公務員試験で聞かれる定番の質問ですが、実は作成に困る方も多いと思います。ポイントは、

【1】その街ウイークポイントを把握しているか
  (過疎や高齢化がひどい、観光の魅力がないなど)
【2】それを解決する際には様々な角度からのアプローチが必要であること    
  (福祉、都市計画、教育、環境など複数分野に横断的にかかわる)
【3】そのサービスが公務員にしか扱えない
  (条例制定、補助金等への予算付け、計画の立案など)

 といった点を盛り込むことです。

 こうすることで、「民間でない」理由や「NPO」を就職先に考えない理由が立つことになり、本当に公務員志望で、実は公務員は大変な調整力やガマンが必要であることを理解した応募者であることをアピールできるのです。

2 学生時代にもっとも力を入れたことは? 

【回答例1】

 ゼミでの活動です。特に印象に残っているのがゼミ内で課題として出された「マンション内における禁煙エリア設置についてのコンセンサス形成」における合意形成の難しさと達成感を得た経験です。

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