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出会いと別れ。

親友(以下、河太)が4月から大きな挑戦をするため、福岡を離れる。

その話を聞いたのは約1ヵ月前だった。ある日突然、河太が「俺やりたいことが見つかった!」と言った。私は正直、耳を疑った。なぜなら河太が「やりたいこと」を話すのは、初めてだったからだ。

河太と出会って13年間、彼は「やりたいこと」が1度もなかった。それにもかかわらず私の唐突な誘いに、いつも軽快に応じてくれた。河太はその理由を「一緒に遊ぶのは楽しい。」と答える一方、「やりたいことを見つけたい。」と言っていた。

ふりかえると、私たちはいつも一緒だった。ダイビングや

▼ダイビングの資格を一緒に取得

脱出ゲームなどの遊びだけでなく

▼キャナルシティで脱出ゲームに初挑戦

旅行や

▼4人で沖縄(石垣島)旅行

誕生日会など

▼河太の誕生日会

たくさん楽しい時間を、一緒に過ごした。ケンカや文句の言い合いも、誰よりもした。だけど河太の人懐っこさと、見返りを求めない優しさは、性別や年齢を越え、友達以上親友以上の、唯一無二な存在になっていた。

河太から話を聞いた後日、私はお節介にも、あらゆるリスクを調べ、紙にまとめて渡した。そして河太に「本当に大丈夫なの?」と聞いた。すると河太は「たとえ失敗したとしても、(それも含め)今は楽しみでしかない」と答えた。

その言葉を聞いて、私は河太の前向きな1歩を、邪魔してはいけないと思った。

20代前半は、極端な考えだけど「こんなにツライ思いをするくらいなら、出会わなければ良かったのに」と思うほど、別れが嫌いだった。だけど親友との出会い、別れ、再会を通して、考えが変わっていった。

出会いに意味があるように、別れにもきっと意味がある。それがポジティブな「別れ」であるならば、私は別れを惜しむのではなく、大好きな人たちを応援したい。そしてまた会える日を信じて、私も強くなりたいし前に進みたい。だからそれぞれの変化を楽しもう。

さよならは言わない。また元気な姿で会おう!行ってらっしゃい!(でもまだ少し時間があるから、身体が限界になるまで遊びまひょ)


わぁぁーーーー!!が、、、頑張ります!!