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「落ち葉」はっち

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Photo by Jean-Karim Dangou on Unsplash

「小人の靴屋」という話がある。夜中に小人がやってきて、靴を作り上げていくというストーリーだ。そこで我が家では、「いつのまにか誰かがやってくれたよいこと」は、小人さんの仕業、ということになっている。まぁ、家には私と相方の2人しかいないわけだから、自分じゃなければ相方の行いだと分かっているのだけど、小人さんがいるかもしれないとほんのちょっと考えると、楽しいようなこわいような、不思議な気持ちになれる。

小人の仕業といえば、街路樹の落ち葉はいつのまにか消え去ってしまう。あれは一体誰の仕業なのだろう? 北陸では大雪が降った夜、除雪車がやってきて雪かきをしてくれるけれど、あれと同じように、落ち葉が落ちた夜に除葉車のようなものがやってきて葉っぱをかき集めてくれるのだろうか? しかし落ち葉は次から次へと落ちてくるから、毎日稼働しなければならなくなる。それとも、車が通るたびに吹き飛ばされてどこかへ飛んでいくのだろうか? そんなところは見たことがない。 土中の微生物が分解してしまうのだろうか? そもそも街中に土のある場所が少ないし、とてつもないスピードで分解しなければならない。

ふうむ。わからない。
あと考えられるとしたら、小人さんの仕業だなと思うと、私はなんだか納得してしまうのである。

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