♯4 ジーンズ 第一話 〜イガイ×ナ×カダイ〜

今回は前回のTシャツとも接点が多いジーンズ
について
歴史を振り返って行きたいと思います(*´ω`*)

Tシャツって イガイ な事にヨーロッパ発祥だったねぇと言うのが前回。

じゃジーンズの発祥地は?

てかジーンズって何?

デニム生地で作られた5ポケットパンツ。
大抵はこの認識(・∀・)

んじゃデニムってなぁに?
縦糸に色糸(インディゴ染め)、
緯糸に晒し糸(白っぽい糸)を使用した厚手の綿の綾織の生地。

フランスのニームという街は
18世紀、毛織物や絹織物で栄え、
セルジュ・ドゥ・ニーム=ニーム産の綾織物
この言葉を略してデニムとなったらしい。

え?デニムって綿だよね?ニーム産は毛織と絹織物で栄えてたんよね??

はい謎です。

所変わって、イタリア、ジェノバ。

輸出の港を持ち貿易で栄えたこの地で貿易船員はアメリカへ色々な物を運んでいた。

ジェノバから来た貿易船員を見てアメリカの人はその船員達をジェノバから来た人と言う意味で
ジェノイーズ や ジェンズ と呼んだみたい。

その船員達が履いていたパンツこそがデニム生地のパンツであり、それを指してジェノイーズが訛りジーンズと呼ばれるようになった。

あ、やっぱデニムで作ったパンツだから
ニームが発祥地か?

どうやら18世紀以降、このニームの地では
綿の織物もやってるらしい(゚o゚;;

いやいや、実はジェノバでは綿の織物が有名で
生地を織り上げた後にインディゴ染めをする、
ジーンという生地が存在したらしい。

このジーン生地で作られたパンツを先程の
ジェノバの貿易船員達が履いていて、
ジーン生地のパンツ。

アメリカではソックス や シューズ の様に
脚に関わる物は複数形で表記する為、 
ジーンズ と言われるという説もある_:(´ཀ`」 ∠):

というよりジェノバのジーン生地をマネして
ニームでデニム生地が作られたという説もある。


ニーム産=デニム
縦糸がインディゴで緯糸は白だから表は青で
裏が白の生地が出来上がる。

ジェノバ産=ジーン
生地を織って後染めでインディゴ色にする為
表も裏も青色。

似て非なる物だがどっちが本物という話ではなくどっちも有りって事で_(:3」z)_

近年ではイタリアの無名画家が描いたとされる
絵画が発見される。
それは17世紀のイタリアで描かれたらしい。

なんとデニム着てんじゃんΣ('◉⌓◉’)

今まで18世紀のデニムとジーンの話してたのに
17世紀にもうあるじゃん!!

しかも詳細に描かれた裾のほつれた部分を見ると白くなってるじゃん!ジーンじゃ無いじゃん!
デニムじゃん!イタリアの絵画なのに⁉︎

結論、よくわかりませんが1655年には
デニム生地を使った服はあったよ!って事。

やっぱTシャツ同様 イガイ と
欧米ではなくヨーロッパ発祥地なのね。
しかし、ある カダイ が浮かび上がる。

我々が知るジーンズを世界中に広めたのは
イタリアとフランスだったのか?

そもそも我々がジーンズと呼ぶあの形だったのか?

さぁ、デニムであろうがジーンであろうが
King of jeans はアメリカじゃい!

っという事で次回、アメリカが発祥地を唱える理由を見て行く事にしよぅ(OvO)

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