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『図解難解なんでかい?』


昔から『図解○○』と
名のつく本は山程有る。

80年代から傾向は出始め
90年以降になると更に拍車をかけ、
最近は『図解』とあるのが当たり前
という風潮すら出てきている。

然し何度かこの手の本を読んだが、
私には『解り易さ』が伝わらなかった。

其は執筆者の『図解センス』によるから。

多くの人が『図解』=『判り易い』と
脳内変換されているが実際は然に非ず。

図形的理解は右脳の役割だが
図形的理解に限らず理解は
過去の経験に依る所が大きい。

図形的理解に関しても過去に
どの様なフロチャートを見てきたかで
図形的理解には大きな差がでてくる。

数値的フロチャートと
図形的フロチャートでは
残念ながら理解は真逆になる。

又、図形理解のアプローチによっても
理解の幅は大きく違う事になる。

つまり右脳的理解をするか?
或いは左脳的理解をするか?
其により図形的理解は真逆になる。

又、稀に図解アレルギーの方もいる。

例えば数学教諭からパワハラやセクハラを
嘗て受けた経験がある人には図形と其等の
負の記憶が紐付けされ図形を見ただけで、
吐き気や目眩、時に震えや恐怖心すら
感じる人も決して少なくない。

図解=判り易いは
その意味において間違い。

その事を図解本を執筆される方は
失念されぬようお願いを申し上げる。

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