5日目 イスラエルの女の子たちに思うこと。それを平和ボケと呼ぶんだよ

20人に満たないヨガクラスの中に、4人のイスラエル人がいる。
日本だと滅多に出会わない(在日イスラエル人は500人程度しかいないらしい)けれど、ここではアメリカ人の次にマジョリティだ。(逆にインド人以外のアジア人が圧倒的マイノリティ。ていうか私だけ。ここはアジアなのにWHY!?)

イスラエル人の彼女たちは皆20代前半の女の子で、ギャップイヤーの自由な時間だからヨガを学びに来ている、と言っていた。

ギャップイヤーというのは、英語圏(特にヨーロッパ)で推奨されている高校卒業後から大学入学(または大学卒業から院入学)までの人生の空き時間のこと。この期間にアルバイトなり旅行なりして、社会的見聞を広げなさい、ということだそうだ。

初めて聞いたとき、なんて羨ましい制度かと思った。19歳のアメリカ人の子もこのクラスにギャップイヤーで参加している。ああー、こんなに自由な10代を過ごせるなんて!それは発想も広がるわ。

だけど、イスラエルの子達はギャップイヤーにしては少し上の年齢層。
大学を卒業して来たの?と聞いたら、兵役を終えて来たの、と笑ってサラリと答えてくれた。

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インドでヨガをしようと考えている人、ダラムサラへの旅行を考えている人、旅エッセイを読みたい人、色々な考え方に触れたい人に。

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