2日目 言語という当たり前の壁
アメリカ、イギリス、イスラエル、インド、イタリア、スペイン、フランス、スウェーデン、ニュージーランド、フィリピン。
国や年代は違えど、メンバーはとても親切でいい人達ばかり。
20人もいれば1人くらい合わない人がいても良さそうだけど、皆英語が堪能で、誰と話しても優しくて心地が良い。
ヨガスクールの規則に、心身の安定のため「怒らない・他人の悪口を言わない・無駄な争いをしない」という項目があって、それを皆が意識しているのも大きいかも。悪意のない環境作りを宗教レベルでルール化されている、ってそりゃ優しくなるよね。(これがもし普通の学校や企業だったらこうはいかない)
日本一人という環境で不安だったけど、意外と何とかなりそうとほっとしたのも束の間、一つ大きな壁があった。
日常会話が分からない。
スクールは住居と食事がセットのプランを選んだので、モーニング・ランチ・ディナーすべてメンバーと一緒。休憩や帰り道(ドアtoドアで3分ほどだけど、その後ホステルの前で突然の井戸端会議イベントが発生する)も一緒。
それぞれ30分ほどの間、お喋りを楽しむことになるのだが。が。
英語、はっや。
会話、分かんねえ。
何だろう?単語は分かるんだけど、文節の区切り方?スラング?文法?スピード?発音?原因が何か不明なまま、会話が通り過ぎていく。3テンポくらいズレて、ああ今この話してたのね、と何となく分かるくらい。*1
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インドでヨガをしようと考えている人、ダラムサラへの旅行を考えている人、旅エッセイを読みたい人、色々な考え方に触れたい人に。
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