過去の自分に嫉妬
実家が荷物の整理をするというので、高校〜大学までのお絵かきノートを段ボール一杯分(文字通りいっぱい)送ってもらった。
今も絵は描くけれど、昔のような勢いや突飛な発想はなかなか出てこない。
大人になったってことかなぁ、と思いつつ上の方にあったノートをパラパラとめくってみる。
なんだこれ。
自由な気持ちは感じる。
狂気も感じる。
なぜ毎年クリスマスにミニスカサンタと長身トナカイを描いていたのか。今となっては思い出せない。
あの頃は自由に生きてたんだなぁ、と過去の絵を見る度に思う。自由っていうかたまに病んでんじゃねーかって絵もあるけど。なんか、生きてる！って感じですね。
中学生ぐらいの頃が一番絵に感情をぶつけていたので、あの頃の絵が残ってたらもっと面白かったのになぁ。
過去の自分の自由な精神と柔軟な発想に嫉妬しつつ、毎日穏やかに暮らしている今も悪くないなと思ったり。
いやーでも創作するならやっぱり感情に揺らぎがあった方が作品としては面白いよなぁー、と眺めていたら1日が終わりそうだったので、そっと段ボールを閉じた。
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