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166. 市場調査ばかり信用するな。ヒットして初めて分かる理由がある。事業展開には数字に表れない時代の感性が必要。〜佐治信忠〜

みなさんこんにちは。


今回は、サントリーホールディングス代表取締役会長で、日本アドバタイザーズ協会理事長やACジャパン理事長も務める佐治信忠さんの格言について紹介していきたいと思います。


佐治信忠とは

1945年、サントリー2代目社長佐治敬三の長男として兵庫県に生まれ、
1968年に慶應義塾大学経済学部経済学科卒業、
1971年、カリフォルニア大学ロサンゼルス校経営大学院を修了します。

1971年にソニー商事に入社、
1974年にサントリーに入社し、
2001年にサントリーの社長に就任、
2002年にサントリーの会長を兼務、
2009年にサントリーホールディングスの社長に就任し、
2014年には会長に就任します。


市場調査ばかり信用するな。ヒットして初めて分かる理由がある。事業展開には数字に表れない時代の感性が必要。

失敗には理由があるが、成功には不思議な運がある、
という言葉もあります。

現代では何かを始める前に市場調査をし、
これなら上手くいくという状況になってから取り組むというのが多くなっています。

失敗するのにはたくさんの理由があり、
その原因となるものは一つ一つ消していく、
そしてもう失敗する理由はないだろうというところまで用意をして、
最後は運に任せるというぐらい準備をしておくと、
成功する確率が上がります。

その成功する運の中には時代の流れによるものもあります。

そういった時代の流れを読むという感性の部分も必要かもしれませんね。


最後に

今回は、サントリーホールディングス代表取締役会長で、日本アドバタイザーズ協会理事長やACジャパン理事長も務める佐治信忠さんの格言について紹介してきました。


仕事上や、これから事業を立ち上げたいと思っている人、何かにチャレンジしている人、
様々な人がいるかと思います。

そうしたものの中でも、
何故成功したのか分からないということも多々あると思います。

しかし、失敗したことについては必ず何かしらの理由があります。

チャレンジをどれだけ多くするかが大事だと、
数多くの経営者さんが言っていますが、
その中でも失敗の理由を一つずつ消していくこと、
そして、もうこれ以上失敗する理由はないだろうという時に、
もしくはもうダメかもしれない、何がダメだったのかもう見当もつかないとなった時に、
初めて奇跡が起こるかもしれません。


その運の中には読みきれない時代の流れというものもあります。

次の世代で何が流行るか分からない、
こんなコンテンツでこんな広告の方法があるのかといった、
考えにも及ばないことも次々に生まれていっています。

そういった時代に適応するからこそ、
企業も生き残っていきます。

時代に適応し生き残っていくためには何が必要なのか、
そのために変えていく点はなんなのか、
チャレンジをするからこそ見える失敗と、
その改善をしていくことが変化に適応し生き残っていくことに繋がると思います。


それではまたどこかで。

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