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映画「ラストマイル」の感想

映画「ラストマイル」。※ネタバレあり

山崎佑のロッカーに残された暗号の意味


過労自殺未遂した山崎佑のロッカーに残された暗号「2.7m/s→70kg→0」の意味を私なりに考察しました。
ベルトコンベア(2.7m/s)を70kgの重さ(山崎佐の体重)があれば、0(止められる)のですが、過労死しかかっていた山崎佐は、会社の営業を止めたかったのではないでしょうか。

爆弾で人が死んでも、職員が過労死しても、それでも営利目的が最優先で動く会社に対して、止めてくれ!というメッセージだったのだと私は思いました。

職業観は、人それぞれ

私は、運は強運の持ち主です。悪運も強いです。運の強さで、生き延びてこれたような人間です。

しかし、職業運だけは、本当になかったのです・・・。大学院まで卒業したのに、それを活かせる分野の仕事もできず、転職回数など、もう覚えきれないほどでアルバイトも含めると、30回以上はあるでしょう。

だから、新卒で、しっかりした会社に勤めて、一つの職業を極めている方を羨ましく思うことがよくありました。

でも、最低限の生活費だけ稼いで暮らしている今は、時間の余裕が大きく、映画も頻繁に観に行けるし、睡眠も毎日、たっぷりとれます。役職もないから、社会人としての責任もなく、気楽に暮らしています。

職業運が良くて仕事で成功する人、私のように職業運が悪くて、仕事を転々として仕事では何の成果も出せなかった人。どちらが幸せかは、わからない。価値観の問題ですね。そんなことを考えさせられた映画でした。

虐待の被害当事者として、社会に虐待問題がなぜ起きるのか?また、大人になって虐待の後遺症(複雑性PTSD、解離性同一性障害、愛着障害など多数の精神障害)に苦しむ当事者が多い実態を世の中に啓発していきます!活動資金として、サポートして頂ければありがたいです!!