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アトツギ中小企業経営者とは

先月とある知り合いに言われたことが、非常に強く印象に残っております。「大輔さん、農業生産法人(中小企業)の経営規模がスケールしない理由は、親族を除いて、右腕になるような人材がいないからですよ。だって、水戸黄門様には、助さん格さんがいて、うっかり八兵衛もいるじゃないですか〜?」と、その話を聞いてすごく腹落ちをした自分がおりました。

また、もう一言言われたのが、「良かったですね、大輔さんカツさんが入って、やっぱり右腕って大事ですよ〜」

そうなんです。水戸黄門様に、助さん格さん、うっかり八兵衛がいるように、私には、ナカさん、カツさん、ほっこりのりちゃんがおります。これからの時代、金融やITサービスと言った分野の躍動は、その付加価値は、ものづくりの付加価値と比べて果たしてそこまでの価値があるのか、もしくはものづくりの価値が抑制されてないかを見極められていく時代だと感じております。そのような時代にスタートアップやベンチャー企業だけでなく、ものづくりの中小企業、そのアトツギ経営者がすでに持っているリソースをフル活用して大活躍ができるチャンスが待ち構えております。ボトルネックとなる人材の硬直、新しい取り組みへの拒否感などはアトツギ経営者の課題ではありますが、そこをブレイクスルーできなければ、そもそも経営者としての責務を果たしている事にはならないはずです。仲間とともに前に一歩ずつ進めば、道が開けて一気に車輪が回転していきます。

一人の強い意志に周りが絆されて巻き込まれていく、これが中小企業アトツギ経営者がやるべきことであると、今感じております。

お茶を通じて大隅半島から盛り上げていきます。お茶を一服する行為を世界中にいる人たちの人生のひとときの豊かさに。遊び心もね。インプットとしてのコーヒーそしてアウトプットとしてのお茶。