日々に色をつける

ここ数日、中学生の頃にドハマりした音楽が、その頃と同じテンションで思い出された。

スムルースというバンドをご存知でしょうか。あの、「冬色ガール」の彼ら。

活動休止期間を経て、今年活動再開となったのが本当に嬉しい(あれこれでライブなどできていないようですが)。

私が中学校に入って、そこで出会った友人が私にラジオという文化を教えてくれた。そして彼女がラジオで聴いた、スムルースというバンドがアツイという情報を知らせてくれた。

音楽は私の日常に色を付けてくれる。なかでもスムルースの音楽は、はっきりと色を塗る。好きになれない雨の日も、目の前を鮮やかに彩る。はたまた胸をギュッとするような悲しみにも、くっきりと色を付ける。

私の中学・高校時代は、今よりずっとひねくれていて、今よりずっと生きづらかった。そんな私も生きていて良いのだと、スムルースの音楽は言っている気がして元気をたくさんもらった。私の霞んだ毎日に彩をくれた。

そしてこの数日も、スムルースの音楽に気力をもらっていた。今の私の日々に色が必要だったのだ。今スムルースを聴きたくなったのは必然だった。


スムルースの楽曲や歌詞についても色々書こうと思っていたけれど、選ぶのに時間がかかっているので諦めます。Twitterでベースの小泉さんが、ボーカル徳田さんの作った詩を賞賛していて、それがまた良い(長い月日を共にしているバンドメンバーを公で褒めるって素敵)。みなさんもスムルースを聴いたら、徳田さんの言葉の表現の魅力に惹きつけられるはず。


私にラジオや音楽を教えてくれた彼女は、今どう過ごしているのかな。幸せに生きているといいな。一緒に漫才をやったことも思い出した。教えてもらったことが私の生活の軸になっていたりするから、忘れることのない存在だな、中学卒業してから一度も会っていないけど。彼女に感謝を伝えたいし、幸せであることを祈る。

過去が巡りめぐって、今の私を励ましている。

かさ


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