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サッカー観戦記#1〜かなり久々に埼スタに行ってきた。〜

お疲れ様です。ギーハです。
EURO2024が始まりましたね。
開催ギリギリまで放送されるかどうか心配でしたが、まさかABEMAが全試合無料生中継をやるとは思いませんでした。
EUROを無料で存分に楽しめるとは、本当良い時代になりました。

さて今回は、先日の栃木遠征の際に行ってきた浦和レッズとヴィッセル神戸の試合についてです。
スタジアムまでの道中やスタジアム内外の様子を中心に紹介していきます。
栃木遠征の詳細は下の記事にまとめているので、よければぜひご覧ください。

埼スタまでの道中

今回の試合会場は埼玉スタジアム2002(埼スタ)。
私自身約20年ぶりとかなり久方ぶりの観戦です。
ルートは以下の通り。
電車を数回乗り継いで向かいます。

乗ってしばらくは東京へ向かう外国人や沿線を利用する住民・学生で賑わっていましたが、埼玉に入ってから徐々にレッズのユニフォームやグッズを身に着けている人が増えて来ました。
そして東川口駅で一気に多くの人が降車。
そのまま乗換先の埼玉高速鉄道の駅へ向かいます。

駅のホームまで人でいっぱい

寿司詰め状態の車内に乗り込んでわずか1駅で最寄りの浦和美園駅に到着。
一挙にホームや駅周辺に溢れかえる人、人、人。
進むのも一苦労です。
駅前からはバスも運行されていますが、待つ人がすごく多かったのと十分徒歩圏内であったことから、そのまま人の流れに乗って歩いていくことにしました。

駅の壁面にはW杯を記念して描かれた半立体の壁画が

スタジアムに続く道にも人がいっぱい。
歩いているだけで一人ひとりの期待や興奮が伝わってくるようで、私もドキドキしてきました。

多くの人で賑わう道中

道中には過去の試合で行われたコレオグラフィーの写真や応援スローガンみたいなものが書かれたタペストリーが多く飾られており、ワクワク感がさらに高まってきます。

去年のACL決勝時のコレオ

しばらく歩いているとスタジアムが見えて来ました。
歩を進めるごとにその威容さが増してきます。
そして駅を出発して10分弱でスタジアムに到着しました。

これでも入口までまだまだ距離がある

スタジアム周辺の様子

埼スタは2002年のワールドカップに向けて新設されたサッカー専用スタジアム。
60000人以上が入れる日本最大のサッカー競技場で、日本代表の試合も頻繁に行われています。
レッズの公式戦は2003年から本格的に実施され、2010年以降はクラブ主催の試合のほとんどを当地で開催しているようです。

日本最大のサッカースタジアム、埼スタ

最初に抱いた印象は、デカい、とにかくデカい。
これまで国内の色々なスタジアムに行って来ましたが、専用スタジアムの中では日本最大なだけあって他を圧倒する大きさでした。
他の陸上競技場と比較しても相当大きく、W杯開催時の意気込みや威信のかけ具合がとてつもなかったことが伝わってきます。

スタジアムの規模に圧倒されながらも広場を中心とした周辺を散策してみます。
ここまで来ると周り一面のほとんどが赤。
スタグルの屋台やグッズ売場の行列も凄まじく、買い物するだけでも一苦労です。

選手の写真がのった大型タペストリー

ちなみにこの日の試合はお子さんをメインとした大規模なイベントが実施されていたらしく、実際スタジアム周辺ではキックターゲットなどサッカー関連のアトラクションが数多く出ており、多くの小中学生で賑わっていました。

スタジアム近くの広場の様子

広場での賑わいを横目にスタジアムに入場。
広場ほどではないけれどそれでも入口周辺やコンコースも賑わっています。
スタンドも目前まで来ると、限界まで見上げても見渡せないほど大きいです。

大きすぎて首が持ってかれそう

席近くのコンコースまで来ると、埼スタ横丁と書かれた看板や提灯がお出迎え。
調べてみると地元の飲食店のみが集まったスタグルエリアで、こちらも多くのレッズサポーターで賑わっていました。

コンコースにもある専用のスタグルエリア、埼スタ横丁

今回はこちらでスタグルを調達。
買ったのはチキンタコスとレッドチュロス。
タコスはスパイシーで食べ応えがあり、チュロスは表面のいちごパウダーの甘酸っぱさが良いアクセントになっていました。

チキンタコス
レッドチュロス

スタジアムの中へ

スタグルを片手にいざ座席エリアへ。
今回はバックスタンドの座席でレッズのゴール裏に近いところで観戦しました。
中に入ると、目の前に綺麗に整備されたピッチと広大なメインスタンドが現れて来ました。

バックスタンドからみたスタジアム内部の様子

ゴール裏もかなり大きく、試合開始1時間前で既に多くのサポーターが準備を進めており、フラッグも振られていたりして良い雰囲気です。
私が着いた座席の周りもレッズサポーターでいっぱいになり、それぞれサッカー談義に花を咲かせていました。

準備中のホームゴール裏

しばらくしてからウォーミングアップ開始。
選手たちがピッチに登場した途端スタジアム内の空気が一変。
ゴール裏はおびただしい量のフラッグでいっぱいになり、一気に盛り上がってきます。

試合前でもすごすぎるゴール裏

アウェイの神戸のゴール裏も決して少ないわけではなく、チャントなどの応援の迫力もなかなかすごかったです。
しかし、誇張抜きでアウェイエリア以外がほぼ真っ赤っかだったため、チャントの音量や応援の迫力が桁違いに凄まじかったです。

懸命に後押しする神戸サポーター

私自身アウェイサポーターというわけではなかったのに、その凄まじさに若干のまれた感じがして少し緊張してしまいました。

16時近くになって選手入場。
サポーターによるコールやチャントは手拍子も含め、一糸乱れぬ一体感と声量でとてつもない威圧感。
そして審判団の後に選手が入場して来た瞬間、メインもバックも総立ちになって拍手やチャントをしながら迎え入れます。

ゴール裏以外のサポーターの熱量もすごい

この光景を見ただけで、スタジアム内に集ったすべてのサポーターがそれぞれの場所でそれぞれのやり方で選手と共に闘っているのを強く感じました。
他のチームでもそういった雰囲気は十分に感じられたのですが、レッズはその想いや姿勢が段違い。
本当に愛されているんだなと思いました。

試合開始

しばらくしてキックオフ。
さすがトップレベルのチーム同士の対戦だけあって、選手一人ひとりのプレーや強度などがすごく高く、白熱した試合が展開されます。
そんな選手たちの闘いをゴール裏も大いに後押しします。

ピッチでプレーする選手たち

レッズのゴール裏はほとんどのサポーターがチャントやジャンプを行なっていて、しかもそれがほぼ乱れることなく繰り広げられるためより迫力を感じます。
統率力が高くメリハリも効いているのでさながら軍隊のようです。
特に相手のセットプレー時のブーイングやGK西川周作への声援が凄まじく、私の座席周りの多くのサポーターも声を上げたり手拍子しながら盛り立てていました。
まさに12番目の選手、いや戦士たちといった感じでした。

相手セットプレー時の様子

試合は神戸が先制し、神戸リードのまま1-0で前半を終了。
後半に向けて選手がピッチに戻ってきた際もメイン・バック関係なくオールスタンディングで迎え入れます。

後半開始前に円陣を組むレッズの選手たち

後半戦が始まりしばらくしてから、途中出場の中島翔哉がゴールを決めて同点に。
その瞬間スタジアム全体が総立ちになりながら歓声をあげ、ムードも最高潮になります。
そのムードを維持したまま最後まで攻撃と応援を続けるレッズの選手とサポーター。
神戸は圧されながらも選手・サポーターそれぞれが必死になって応戦します。
そしてそのままスコアが動くことなく試合終了。
1−1の引き分けに終わりましたが、最後もスタジアム全体が総立ちになって選手たちの闘いを労っていました。

バックスタンドまで挨拶に来る選手たち

試合が終わって外に出ると、スタジアム周辺が多くの人でごった返していました。
その人の多さに当てられながらも時間をかけて何とか駅まで到着。
ホームも人だかりでなかなかにカオスでしたが、大幅に増車していたこともあってか思ったより早く乗り込めました。
以降は再び何回か電車を乗り継ぎながら、その日の目的地である宇都宮の市街地へ辿り着きました。

一挙に帰路に着く観客でいっぱい

おわりに

久方ぶりの埼スタでしたが、行ってみた感想は、とにかくあらゆることがすごかった、という一言に尽きます。
スタジアムの規模、サポーターの熱量、選手のプレーの質等々どれも高レベルで、これがトップクラスの人気を誇るJクラブなのかと感嘆しました。
特にサポーターの応援は映像で見るよりもはるかに迫力があり、終始圧倒されっぱなしでした。
私自身普段はロアッソのゴール裏で応援をしていますが、応援の仕方やスタンスなど考えさせられることが多かったです。
本当に良い経験になりました。

ロアッソの応援もあるのでなかなか機会は少ないですが、今後も時間があれば今回のようにJ1をはじめとした様々なカテゴリーの試合を観に行ってみたいと思います。
EUROも始まり来月にもパリオリンピックが控えているなど、今年の夏はサッカーをはじめとしたスポーツイベントが目白押しです。
大いに楽しんで、暑い夏を乗り切っていきましょう。

それでは今回はここまで。
最後までご覧いただきありがとうございました。

リーグ戦でもこの人数。本当にすごすぎる

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