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「リアス式海岸」って何だっけ…?漁師さんに教わった地形と漁業の関係。[遊撃先No.1:宮城県石巻市狐崎浜の牡蠣漁師さん]
平日は都内で会社員をしつつ、週末は全国の農園を飛び回る「遊撃農家」をしているハラと申します。
今日は遊撃先の一つ、宮城県石巻市狐崎浜の漁師さんから教えてもらった「リアス式海岸」の話をご紹介します。
【こんなところだよ!狐崎浜!】
まずは、狐崎浜がどんな場所かご紹介します。
宮城県石巻湾は「世界三大漁場」とも称される場所で、太平洋に向かって南東に突き出した半島の南側にある浜が「狐崎浜」です!
東京からだと、仙台→石巻を経由し、浜まで移動するのに片道4時間半かかります…!
それでも、青々とした海や太平洋に沈む美しい夕陽、漁師さんたちと囲む幸せな食卓が恋しくなり、何度も帰ってきたくなる場所です。
【リアス式海岸を知っていますか…?!】
皆さんは「リアス式海岸」って聞いたことありますか?学生時代、テストで暗記させられた方も多いはず…(笑)
狐崎浜は、この地形の恩恵を受けまくっており、毎年お届けしているシャコや牡蠣も言わずもがな、なのです!
さらにこのリアス式海岸は、河川の浸食や海岸線の隆起で、いくつもの断崖が連なってできた地形です。そのため、森から河川を伝って、栄養豊富なプランクトンが流れこんできます!
ということは…
地魚が根づきやすく、養殖が盛んな場所になります!だから暗記させられてたんですね!眼から鱗でした。
ただ、東日本大震災では宮城県のカキ養殖施設は 98%とほぼ全施設が被災し、この土地も例外なく流れ着いた瓦礫や浸水により阿部さんたちの施設も被災したそうです。
そうした紆余局説を乗り越え、現在は震災の教訓から販路を複数確保するため、漁協だけでなく商社へ輸出するなど模索を続けています。
次回は、夏が旬の「ワタリガニ」をお届けします🦀
お楽しみに!
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