【ヤクルトドラフト総評④】想定通りの4位鈴木叶にニヤリ
ヤクルトのドラフトnoteを
ぼちぼち書いてきた私、早坂が
ヤクルトのドラフト総評を
書いていくシリーズ第4弾。
それぞれにシナジーはありつつ
単発で読めるように作ってあります。
今回は4位・鈴木叶に
フォーカスしたnoteです。
指名結果
4位・鈴木叶は決め打ちしていた
以前投稿した編成整理noteの最後に
ドラフト予想ルートをいくつか組みましたが、
ここで執拗に
4位鈴木叶
4位鈴木叶
4位鈴木叶
と決め打っていました。
実際に指名されたときは
「やっぱりな!」と。
・なぜここまで決め打ちしていたのか
・4位で鈴木叶を抑える必要性
を書いていきたいと思います。
(決め打ちしていたのか、
とか すげえカッコつけていますが)
(いろいろ要素を拾っていくと
THE・無難な選択肢の1つになるので
予想に入れてた人は多いですよね スンマセン)
(そんなに自信あるんだったら
事前に書いとけよって話ですよね スンマセン)
前提①:高校生捕手補充の時期にあった
中村-古賀-内山壮
と 美しい捕手の流れが出来上がっている中
なぜ高校生捕手が今必要なのか?
主な理由はこちら。
当の早坂は9月前半くらいまで
高校生捕手見送り派でしたが、
いろいろ考えていくうちに
「良い高校生捕手がいるなら
今のうちに確保しておくべきか…」
と思い直しました。
前提②橿淵さんお気に入り捕手
そこで思い出したのが、
ヤクルトの橿淵スカウトデスクが
どこかのメディアで鈴木叶を絶賛していたこと。
(肝心のソースを忘れたので
思い出し次第追記します)
もともと頭の片隅にはありましたが、
高校生捕手を指名するなら
これを根拠に鈴木叶一択だろうなと。
高校No.1捕手は 堀柊那(報徳学園)
との声も結構ありましたが、
ヤクルトが指名するなら
堀が残っていても鈴木叶。
前提③:NPBのトレンドが高校生捕手
まずはこちらをご覧ください。
こちらの通り、
捕手をNPBで戦力にするには
どの年代の選手を指名したとしても
長い年月がかかる傾向にある
ということが分かります。
その中で、画像右下にも書いたことですが
「なら捕手は高校生育てた方が
いろいろコスパ良くね?」
と各球団が考えても不思議ではありません。
実際、近年のドラフトでは
候補と言われた大/社捕手が
数多く漏れています。
順位縛りの影響かは定かではないですが
育成でも声はかからず。
それに対して高校生捕手は
支配下/育成問わず人気。
支配下候補と言われた
下記4選手は全員 無事指名されました。
育成でも2人の高校生捕手が指名されていますね。
これらのことから、
NPB全体のトレンドとして、
高校生捕手を育てたいという風潮が
高まっているように感じます。
それに関連することとして、
岡田監督も(ブラフなのか分かりませんが)
高校生捕手を育てたいと言ってましたしね。
前提④:捕手はどのポジションより長期投資枠
③から繋がってくる話ですが、
捕手は育つまで長く時間がかかるのに加えて
何人も抱えづらい少数精鋭ポジション。
(コンバートさせづらい,させたくないので)
このことから、第1弾でも書いた
「惚れてないなら
無理して野手指名しなくてよい」
これは捕手,こと支配下指名する高校生なら尚更。
中途半端に
「そろそろ高校生捕手が欲しいから」
と妥協気味に指名していい枠ではないのです。
【①-④の要約画像を挿入予定】
(作る前に先に投稿しちゃいます)
これら4つの流れから、
一押し捕手・鈴木を4位で確実に抑えたい
という考えに繋がってきました。
4位は高かったんじゃないか?
と思われる方もいらっしゃるかもですが、
オリ4位で堀、ロッテ5位で寺地と
ヤクルトの4-5位の間で
高校生捕手が2人消えたので
結果論的にもなりますが
5位じゃ残っていなかった可能性は
かなり高かったと思います。
4位が適正位置でした。
逆に、なぜ3位じゃないのか?
についてですが
中日・ハムは3-4位で
鈴木叶を指名しない読みが
妥当だと思ったからです。
中日は去年 高校生捕手の
山浅(聖光学院)を指名しているので
高校生捕手はしないだろう、
ハムは捕手が弱点ながらも
支配下捕手が溢れ気味になるので
まぁ無いだろうなと。
と思っていたら
ハムが2位で進藤に行ったので
ちょっとビックリしました。
安西-鈴木叶の常葉菊川バッテリーも
ちょっと考えていたかもしれません。
以上が、4位・鈴木叶の
予想理由と必要性の考察でした。
第5弾に続く
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