4. 未来のための言葉
ここ数日気候がいいな、梅雨明けかしら、と思い天気予報を見たら、数日後からまた連日雨らしいです。
しょぼん。
梅雨はどうしてもどんよりとした気分になってしまうので、ちょっと重めの内容になるかもしれません。
けれど、とっても大事なこと!
最近、両親や飼い犬の年齢を意識する時がしばしばある。
私は今年めでたく成人を迎えます。もう二十歳か〜!お酒飲めるな〜!という晴々とした気持ちとともに、ついこの間18歳になったばっかりな気がするのにな、と時の流れの早さにちょっぴり焦燥感というか、こんなもんか、みたいに感じることもある。
特に去年は、大学生になったのにずーっと家に居たので、無かったようなもの。「空白の1年」といっても過言ではない。私史の「暗黒時代」ですね。笑
と、まぁそれは置いておいて、、、
私が年齢を重ねているということは、それと同じだけ周りも年を重ねている。
毎日ともに過ごしているから忘れそうになるけれど、私の両親は50歳目前。腰が痛いとか、肩が凝る、とかいう言葉を聞く回数が増えた気がする。
いつまでも赤ちゃんみたいな顔をして寝ているうちのわんこは、先月11歳になった。
ちょっぴり毛が薄くなり、その毛色も赤茶や白が混ざったような色になった。瞼には昔はなかった皺が見える。散歩の時はまだ走れるけど、普段の歩き方は少しよたよたしてきたかな。
この子は私より先に逝ってしまうんだろうなってことはわかってはいたけど、いざ、愛犬の老いを感じると、どうにも、
喉の奥が詰まる。
たぶん、私は、自分一人じゃ生きていけない。
というか一般論として、人は一人では生きていけない。
人は、周りと助け合いながら生きている。
遠い国のカカオ農園の方々や、呼んだら駆けつけてくれる消防士さん、もっと身近なところだとバイト先の同僚、など。
でもそれは家族や友人も同じ。他人と比べたら当然一緒にいる時間が長すぎるし、
存在が当たり前になっている家族に対しては、その有り難さを自覚することはなかなか簡単なことではないかもしれない。
しかし、両親、兄妹、祖父母、ペット、恋人、友達。彼らは大切な人だからって永遠にそばにいられるわけじゃない。
いついなくなってしまうかわからない。それは死かもしれないし、物理的な距離かもしれないし、心の隔りからかもしれない。
日々交わす言葉の一つ一つが愛に満ちていることは言わずもがな。だけど、その言葉で、愛を伝えるっていうことをしてみてもいいんじゃないかな。
一緒にいる人ほど、意外と忘れがちだから。
一緒にいられるうちに。手を握れるうちに。目を合わせられるうちに。声が聞けるうちに。
会えなくなってから、あぁ、あの時ああしていればって後悔しないように。
唐突だってなんだっていい。日頃から伝えてほしいと思います。
って。
ちょっと気取った言い方になってしまって恥ずかしいのですが、気持ちを伝えてみよう、ということを伝えるからには、まずは私が心のままはっきり書かないわけにはいかないので、こうなりました。笑
毎日の今日が少しでも良い日になりますように。
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