【不登校】学校に行ったら勉強が嫌いになった。
こんにちは。のっぴです。
小1と小4の兄妹は完全不登校です。
フリースクールなどにも通わず、ホームスクーリングをしています。
娘が不登校になった理由の一つが「勉強が嫌い」。
今回は、勉強が嫌いになったきっかけを書きました。
※学校の学習指導法について、批判的に感じられるかもせれませんが、否定している訳ではありません。
あくまで体験談と捉えてお読みください。
学校に行ったら「勉強が嫌い」になった
娘は入学式の翌週から行き渋りをみせました。
最初は慣れないからか?と思っていましたが、話を聞いていると、どうやら学校での嫌な体験がきっかけで座学が嫌いになってしまったようです。
勉強が嫌いになった学校の指導とは
何があったかというと、算数で数字を書く問題があった時のこと。
ページの左側には動物が並んでいて、行が下にいくにつれ、1匹、2匹と増えていきます。ページの右に描かれた動物の数を書く、とても簡単な問題です。
娘は数字や文字を書く事にまだ慣れていない状態。
娘が精一杯書いた震えるような字を見た先生は、赤ペンでチェックを入れ、「きれいに書きなおしてね」と言ったそうです。
娘にその時の話を聞き、どう声をかけようかほんの数秒ですが悩みました。
少しの間の後、「どんな気持ちだった?」と尋ねると、娘は苦笑いのような表情をして「悲しかった」「きれいに書くのは知らなかったし上手くできない」とぽつりと漏らしました。
(この時の表情は忘れられません。)
一生懸命書いた字が認めてもらえなかったような気持ちになったのでしょう。他の捉え方(もっと上手になれる、やり直してみよう)ができていたら良かったのですが、いっぱいいっぱいだったようです。
そこからは意気消沈で、宿題をやろうにも気力が湧かないようでした。
家庭でも勉強らしい勉強は拒否感が強く、一時期はえんぴつを持つことも嫌がっていたほど。
学校での「正しさを求める指導」がきっかけで勉強が嫌いになってしまいました。
学校では「正確に書く」「きれいに書く」事が指導されます。これは学校教育では当たり前の事と思います。それ自体に問題があるのではないと考えています。
しかし、このような出来事が重なるうちに娘は勉強が大嫌いになり、学校での1日が長く辛い時間になっていきました。
他にも給食などのつまづきもあり、1ヶ月経つ頃にはほとんど登校できなくなりました。
失った気持ちを取り戻せる?ホームスクーリング模索中
勉強が嫌いになった娘。
入学前には新しいランドセルや筆箱を早く使いたい、勉強頑張る!と張り切っていた気持ちはもう戻らないように思います。
失った気持ちを取り戻せるのか、違う方向から勉強に気が向くのか・・
不安に押しつぶされそうですが、娘に合わせたホームスクーリングの方法を模索しています。
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