優しいテストの時間

昨日は娘が、小学校にはいってはじめてのテスト。

読み書きがうまくできない娘にとってテストって苦痛の時間じゃないだろうか?

だって、テストって答案用紙にひたすら鉛筆で解答を書く時間だよね?


私の学生時代は、テストといえばそういうもの。

そして、そのテストの結果が上位から順番にはりだされてさ。(中学校くらいからかな?)


こうして他人と比較して、自分の価値をはかられてるような気持ちがしてなんとも言えない気持ちにいつもなってた。


私の中で

テストと聞くとなんとなく、嫌だなーってイメージ。

『名前書いてきたら大丈夫だよ!』と、朝娘を送り出した。


帰ってきた娘に

『どうだった??』と、聞くと

『できたよー!!』って嬉しそうに答える。

まさかの反応に驚く私。

どうやら、

問題を先生が読み上げてくれて

解答は、ひらがなの書かれた紙を糊で貼って答えるという形式でテストをしてくださったようだ。

私の中で

学校って

みんなと一緒のことができるのがいいこと

なるべくみんなと同じようにできるようにならなきゃ

って思いが根底にあったので

みんなと一緒のことができないと申し訳ない

迷惑をかけてしまうっていつも思ってしまう。

でも、

『読み書き障害の疑い』であるという診断書を提出して2週間。


この優しいテストから


先生たちも

『できない!』を『どうすればできるかな?』ってきっとたくさん考えてくださったんだろうと思えて

すごく嬉しくて、感動した。

4月から比べると読めるひらがなが格段に増えましたと先生からもコメントが書いてあり

きっと、通常のテストなら

『やっぱりできないよね』って終わってしまっていたと思うけど

今回は、こうして半年前からの成長を知ることができて嬉しいな。


テストって、誰かと比べるものじゃなくて

こうして自分の成長を知ることができる時間だと思えると嬉しいな。

『ママ、みんなと違っても大丈夫だよ!』っていつも娘は優しい世界を見せてくれる。


いつも、ありがとう。