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1年生でも!?クラスと席は成績順。息子の一言に心が折れる
低学年からの中学受験日記。今回は「クラス ヒエラルキー」😱について💦
「S」は1年生のクラスで、既に平日クラスが6クラス、土日のクラスで3クラスありました。クラスは毎月のテストの結果で割り振られます。
クラスは成績順
成績が良いほど、アルファベットが後ろのクラスです。
テストを休むとクラスが自動的に下がります。
息子に聞くと、席も固定なようで。おそらくですが、成績が良いほど後ろ?な気が。
つまり、1年生でもクラスを聞くと、大体の成績は分かってしまうのです。
成績を気にしてしまう仕組み
「S」の先生には、「成績はどうせ入れ替わるので、全く気にしないでください。」
とは言われますが、、、
試験の1週間後には偏差値と全国順位がWEB発表
(1年生は、採点がコンピューター採点ではないので、もう少し時間がかかった記憶)
その5日後くらいには、クラスの昇降がWEB発表
本当に気にしていない保護者がどのくらいいるのか知りたいところです。
平日クラスと土曜クラス、どっちがいい?
息子の通う「S」の教室は、「平日クラス」と「土曜クラス」の2種類がありました。平日クラスは1年生で6クラス、土曜クラスは3クラスです。
クラスは最初の入塾時に選びますが、途中で変更も可です。
私は平日は仕事があるので、あまり選択の余地はなかったのですが、よく言われているのは、「平日クラスのほうが競争が激しい」です。
人数が多いので、クラスの昇降も頻繁に起こる、生徒には低学年とはいえ緊張感が生まれるというもの。
反対に土曜のクラスでは、クラス変更は起きにくいようです。同じ土曜クラスを選択していた知人のママは「土曜は緊張感がない」と不満そうでした。
平日のトップクラスはレベルが高い⁉︎
息子も他のお稽古の都合で、一時的に2年生の最初の頃は平日クラスに変えていました。確かに、その時は、授業の余った時間で「早稲田中学の入試問題」をみんなで解いた、と言ってました。
より刺激のある授業にもなっているんだろうなと察します。
ちなみに、「S」の低学年クラスは、授業もテキストもどのクラスもすべて同じです。進度も変わりません。
ただし、レベルの高いクラスになるほど、問題が早く解ける子が増えるので、余った時間ができて、余力問題に取り組む、ことは可能なんだと思います。
「ママ、テストでクラス替わっちゃうの?」
ところが次のテストを受ける日に(この時点で土曜のクラスに戻ることは決まっていたのですが)息子がポツンと言いました。
「ねえ、ママ。テストでクラス落ちちゃったらどうしよう?怖いよ」
あああああああ・・・・
こんな小さな子でもプレッシャーを感じるんだなと。
そして1年生のクラス分けなんて本当に大したことないし(そもそも全国的に1年生から「S」に通わないし)、翌月にはまたテストもあるんだし。
ということが通じるわけもなく><
結果として、土曜のクラスに戻したのは我が家では正解でした。
「S」のクラス順は小学校でマウントの取り合いに!?
これは私が小学校見学をしていたときに、ある校長先生に言われたことです。
「ご存じの通り、中学受験をされるお子さんも大変多く、「S」に通われているお子さんも多いのですが・・・クラス順が友人関係にも影響しているようで、私たちはそのフォローもしっかりせねばと思っています」
なんと小学校が、塾のフォロー⁉
結局その小学校には通いませんでしたが、区立の小学校にも関わらず、学校説明会に保護者の半分が紺ワンピで来るという格式の高さに圧倒された思い出があります。
低学年から成績順でクラスを分ける理由とは⁉︎
ある「S」の先生からは、
「(中学受験が本格化する)4年生時点ですら、トップクラスの2/3は卒業時に入れ替わります。低学年のクラス順なんて全く気にする必要はありません。」
と言われたことがあります。(そこまで言うならば、低学年でのテストでのクラス分けなんてやめればどうですか?とも思ったこともあります)
それでもテストを毎月やる理由は、、、
①ただ塾に通っているだけだと、ダレる
「S」の授業は、先生がしっかり寄り添ってくれる伴奏型ではなく、生徒に委ねる裁量型です。宿題管理もありません。
つまり、低学年で言うと、家庭学習はほぼ親の裁量に任せられていると言うこと。テスト勉強はやってないですが、月に一回、自分の子供の立ち位置を知らないと、やる気も失せていきそうです。
②達成感を味わう
成績でクラスで1番を取ると、表彰状をもらえます。そういう達成感を味わえる子もいるでしょう。
うちの息子は、表彰されたことで、ものすごく自信をつけたようです。
③子供の成績を誉める機会
私が子供だった頃よりも、小学校の授業はより一層「平均化」しているように感じます。「デキる子」を過剰に褒めすぎないことにも配慮されているようにも思います。
せっかく頑張っても成績を評価される機会は減っているのかもしれません。
それを「S」で担保すると捉えることはできそうです。
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