見出し画像

終わらない収納戦争に悩む夫婦はこれを読んでください

先日、人生で初めて、
お片付けのレッスンを受けました。

家に来てくれたのは、
「整理収納アドバイザー」
米田まりなさん。
(↑ヨネダじゃなくて、コメダ)

年末の大掃除中に私が
サマリーポケットについてつぶやいたら、

サマリーの方が連絡をくれて、
流れで紹介してくれました。

サマリーではデータ解析を担当していて、
お片付けは趣味だそうです。

米田さんにうちを見てもらい、
旦那と一緒に片付けレッスンを受けたのですが、

これまで私が「片付け」に対して持っていた
考えに大きな誤解があったので
今回学んだことを3つ、シェアさせてください。

==

1:物が多いから片付かないは間違い。

片付けるためには、
物を捨てるしか無いと思っていたのですが、

人間には
「ちょっとくらい散らかっていた方が、落ち着く」
タイプがいることが科学的に証明されているそう。

物への愛が強いタイプは、
ちょこっとずつ時間をかけて捨てて、
「沢山捨てる」ことを目指さず、
「残したモノの質の高まり」を、ゴールにすると
いいそうです。

私は、
ミニマリスト向けの捨てる本ばかり読んでいたのですが

同時に物への愛を語るエッセイや
こまごました雑貨が大好きで、

捨てたいのか、増やしたいのかどっちなんだ
…という矛盾を抱えていたので

「捨てなくて良い」という言葉は、救いでした。

2:片付けは、終わらせるのに2ヶ月かかる。

米田さんが家に到着してから、
まずは15分ほど、片付けについての
説明があったのですが、

「散らからない家」を作るためには、
1回3時間を、月に3回~4回、
2ヶ月間続ける必要がある
そうです。

私はいつも、掃除をする時、
数日で全部屋の
片付け・掃除
を終わらせようと
してしまっていました。

受験勉強を、前日からやるようなものですね。
終わらなくて当然。
そりゃ家が片付かないはずだ…。

3:片付けは、頭脳労働である。

私は片付けを肉体労働だと
勘違いしていましたが、
実際は頭脳労働でした。

「捨てる・捨てない」
「捨てない→どれくらいの頻度で使うか
→どこに置くか」の判断

ものすごく脳みそを使うんです…!

私と旦那は、共同で洗面所を
片付けただけで、疲れ果て、
旦那はジムでハードな筋トレを
やった日よりも頬がこけてました。

私は、猛烈にお腹が減り、
気づけば白目でビスケットを噛んでいました。

スティーブ・ジョブスやアメリカ大統領が
服に意思決定のための脳みそを使わないという
有名な話がありますが…

決断をし続けると、約1時間で
「決断疲れ」をすることがわかりました。

(片付けってこんなに頭を使うのか!
と驚いたところで納得の、米田さん、東大卒~…!)

まだまだいろいろ気づきや学びはあるのですが、
米田さんがご自身でもnoteを書かれているので
私がわざわざまとめなおすこともないでしょう…。

具体的な片付け法が気になった方は、是非こちらで読んでください。

この日は14時から17時までの
3時間で、洗面所と
キッチンの一部(旦那のサプリメントの収納)
が片付きました。

今回の最大の収穫は
共用スペースに置かれていた
旦那の8台のAV機器(←今すぐ使うものではなく、
老後の楽しみが詰まっているらしい)
が旦那の部屋に移動したことです。

共同生活でストレスになるのは、

「パートナーのものが2人の
共用スペースに置かれていること」

だそう。

「お互いの部屋には干渉しない」
というルールで、好きなものを増やして、
共用スペースは、ルールを守る。

このルール、香港大学留学中に住んでいた
学生寮を思い出す…

共同生活って、たとえ夫婦でもルールを作ると
うまくいくのかもしれませんね。

夫婦だけで片付けて
これを捨てろとか捨てたくないとか
どちらが場所を多くとっているとか
やり合うと修復不可能な溝がうまれる
可能性があるので、

どちらの味方でもない
「第三者」かつ「プロ」に
立ち会ってもらったのも、良かったです。

これまで、片付けの正しい方法を知らずに、
無駄な努力をしてしまい、
旦那との喧嘩に発展したこともありましたが、

やはり、どんなことも
プロの指導の元に
正しい努力をしなければ
いけませんね…。

というわけで、片付けを習うと、
まじで人生が変わるし、
夫婦仲も深まる気がします!

片付いた洗面所を見る度に
今まで以上に、家への愛がこみ上げます。

今年の目標の1つは
「『帰りたい家』を作る」

(旦那も私も「家に帰るのが楽しみ!」
と思える家にする)

なので、

自宅環境が向上する
良いサービスや商品をご存じの方は、
ぜひ教えて下さい。

今回うちに来てくれた
「捨てない整理収納アドバイザー」
米田さんは、春に書籍を出版予定らしいので、
本が出たら、またつぶやきます~!



記事が気に入ったら、シェアやいいねをしてもらえると嬉しいです。